a.ハードウェア構成
パソコン | FMV-6500MF6/X | ノートパソコン 画面解像度 1024×768、16bitカラー |
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市販ロボット | Spybotics |
LEGO製組立式車輪型ロボット (パソコン接続ケーブル付属) |
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その他 | 懐中電灯 | 光センサーを利用した実習で使用。 |
大分地区での実践授業においては、 Spyboticsと懐中電灯を8セット用意し、ロボット1台あたりの生徒数が最大でも5名になるよう配慮した。
接続形態は、パソコンとケーブルを介した赤外線通信で、シリアルポート (RS-232C)を使用する。ロボットにプログラムを転送するときのみ、このケーブルを接続し、ロボットを動かす際にはケーブルを外して行う。
b.ソフトウェア構成
OS | MicrosoftR Windows98,Me,XP | いずれかを選択 |
SDK | LEGO Mindstorms SDK | LEGO社提供 |
アプリケーション | ロボット活用教育 Spybotics対応版 | 本研究の成果物 |
Spyboticsの仕様に依存し、Windows95,2000,NTには対応していない。
ただし、教材アプリケーションで、ロボットを直接コントロールせず、プログラミングのみ行い、データを保存する場合は、上記の非対応の OS配下でも使用することができる。
その場合、作成したデータを、別の Windows98,Me,XPパソコンに渡し、そのパソコンからロボットをコントロールすることになる。ロボットにプログラムを転送するにあたり、 LEGO社提供の「LEGO Mindstorms SDK」をパソコンにインストールしておく必要がある。
(転送モジュールがこの SDKを利用して開発されている)
「 LEGO Mindstorms SDK」は、LEGO社のホームページから無償で入手でき、インストーラーの指示に従って簡単にインストールできる。「ロボット活用教育 Spybotics対応版」アプリケーションは、平成14年度の成果物であるAIBO対応版アプリケーションをベースに、Spyboticsコントロール用のモジュールを組み込み、フローチャート部品の各処理の動作および表記をSpybotics用に改訂したものである。操作性はAIBO対応版と同等である。
開発環境は、 Macromedia社のDirector8.5を使用している。
【教材アプリケーションのフローチャート作成画面】
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