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実践事例
新聞をつくってみよう(喜茂別小学校)
実施した教育機関・生徒数・実施日

■北海道虻田郡喜茂別町立喜茂別小学校

学年

クラス

生徒数

実施日

合計授業時間

5年生

1クラス

22名

第1回授業:11月12日

第2回授業:11月21日

第3回授業:1月25日

第1回授業:90分(45×2コマ)

第2回授業:90分(45×2コマ)

第3回授業:45分


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実施した教科・単元

■北海道虻田郡喜茂別町立喜茂別小学校

学年

教科名

単元

第5学年

「社会科 第2各学年の目標及び内容〔第5学年〕 2内容 (3)のイ」に対応

我が国の通信などの産業について、次のことを見学したり資料を活用したりして調べ、これらの産業が国民の生活に大きな影響を及ぼしていることや情報の有効な活用が大切であることを考えるようにする。

ア 放送、新聞、電信電話などの産業と国民生活とのかかわり

イ これらの産業に従事している人々の工夫や努力


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授業概要

■概要

近年、著しい勢いで情報化が進められている。それは教育界においても例外ではない。そこで、パソコンを活用し、「新聞」という媒体で情報発信を行っている記者が児童への「新聞作成」という体験学習を行うことで、今後必要とされる情報活用能力を身につける効果を期待して今回の授業を行う。体験学習の報告書など記事に出来る素材があるときには、弊社作成のワークシートを使って、実際の新聞に再構築した時にどのような形になるのかを体験してもらう。実際に新聞を作るときには、見出しの立て方、資料や写真の使い方など情報を分かりやすく伝えるための工夫を理解できるようにする。次にパソコンを使って新聞のレイアウトを行ってもらう。学校で使用しているワープロを使って、新聞を簡単に作成できるテンプレートを事前に作成して、そのテンプレートを使って児童に新聞のレイアウトを行ってもらう。別途、ブランケット版の新聞を実際に印刷して配布する。


 

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授業のねらい
 現代教育新聞社が工夫や努力をし、多くの情報を収集し、選択加工して、新聞という形で情報を提供していることを児童に理解してもらう。さらに、その理解の上に、児童が実際に新聞作成を経験し、情報についての理解を深めることを目指す。
企業が実施する意義は、実際に新聞作成を行っている人間が児童に新聞について授業を行うことで、興味関心を持ってもらえることが期待できる。そして、このことを通して今後必要とされる情報活用能力を身につける効果も期待できる。
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授業内容

実施単位

テーマ

第1回授業

新聞ができるまで


実施場所

喜茂別町立喜茂別小学校コンピュータ室

実施時間

90分

講師

株式会社 現代教育新聞社

使用教材

◆新聞記者の7つ道具(メモ帳、一眼レフカメラ、デジタルカメラ、テープレコーダ、ICレコーダ、ノート型パソコン、携帯電話、ポケベル)

◆プロジェクター映写用画像11点(新聞ができるまでの工程)

◆ワークシート「新聞の記事の書き方」

◆新聞の見出し切りぬき6点


授業の進行・内容
授業の様子

■内容
児童に新聞記者の格好をさせることから記者についての興味を持たせた。児童は新聞記者の仕事についてまったく知識を持っていなかった。当時放映していたテレビドラマ『こちら第三社会部』(TBS系列)についても、見ていた児童はいなかった。

次に新聞記者の仕事だけではなく、新聞ができるまでの工程をプロジェクターを利用して具体的に説明。輪転機の大きさや印刷スピードの速さに児童はおどろいていた。

パソコンで書いた記事をすぐに記事の形にすることができ、メールやインターネットを利用するとどこからでも記事を送ることができることを説明。また今は大掛かりな印刷機を使って1時間に25万部もの新聞を印刷することができることを説明。

 

 次に新聞の見出しと記事の形式について説明を行う。同じテーマを扱った記事でも新聞によってまったく異なる見出しがつくことを、実例を利用して説明した。またスポーツ紙の見出しを例に、見出しの中には非常に恣意的なものやアイキャッチ効果だけを狙ったものもあることも示した。新聞の記事はいわゆる「逆三角形型」であることを説明し、なぜそのような型になるのかを理解してもらった。

 

 最後に班ごとに分かれ、自分たちが新聞記者となって新聞を作るためのそれぞれのテーマについて、制作物などをもとに材料を集めた。取材メモの作成の時、ワークシートを活用し、いちばん伝えたいこと、いちばん感動したことは何かを考えて、記事の構成を考えた。

(取材メモを作る児童達)

(新聞の4コママンガはよんでます!)

 

 


実施単位

テーマ

第2回授業

新聞を作ろう(1)


実施場所

喜茂別町立喜茂別小学校コンピュータ室

実施時間

90分

講師

株式会社 現代教育新聞社

使用教材

◆児童の文章を元に現代教育新聞社で作成した新聞記事

◆ブランケット版の新聞割り付け用紙

◆現代教育新聞社で用意した記事10本


授業の進行・内容
授業の様子

■内容
冒頭で新聞記事の型「逆三角形の文章」について復習。次に、前時に児童が作成した取材メモをもとに現代教育新聞社で作成した記事を各班ごとに検討、その後プロジェクターで投影して、クラス全体で記事の内容を確認。児童に記事を音読してもらう。そして講師が気になる点や文章の順番などを児童と一緒に考えながら訂正をしていった。児童に「さけふるさと館」や「キリンビール千歳工場」の印象を尋ねたが、あまり記憶に残っていない様であった。だが、他の班の児童の協力を受けながら、一生懸命記事の訂正作業に取り組んでいた。その一方で、学校紹介や行事紹介に関する記事の作成がまったく進んでおらず、その部分については記事の作成はできずに取材メモを確認するだけになってしまう。この部分に関しては、現代教育新聞社で記事の作成を代わりに行うことになってしまった。

次にブランケット版の割り付け用紙を示して、実際の新聞の割り付け作業を見てもらう。写真や見だしの割り付けの実際、記事を割り付ける時の注意点を説明する。

前回の授業で行った見出しのつけ方を復習。授業の最初にみんなで手直しをした記事に、見出しを全員でつけていった。

最後に、新聞ができるまでの工程をおさらいして終了。

(いちばん伝えたいことは何!)

(レイアウトを工夫しよう!)

 

 

 


実施単位

テーマ

第3回授業

新聞を作ろう(2)


実施場所

喜茂別町立喜茂別小学校コンピュータ室

実施時間

45分

講師

株式会社 現代教育新聞社

使用教材

◆児童の文章を元に現代教育新聞社で作成した新聞記事

◆一太郎スマイル版新聞用フォーマット

◆成果物としてのブランケット版の新聞


授業の進行・内容
授業の様子

■内容
まず、刷り上がった成果物を見せて、児童が書いた記事と見出しがこのような形の新聞になったことを報告する。

つぎに、「一太郎スマイル」で作成したフォーマットへ、児童が作成した記事と写真を実際に割り付けて、児童独自の新聞を作ることを告げ、まずは紙のレイアウト用紙でイメージをつかんでもらう。

まず、「一太郎スマイル」のファイルを開いて、そこに児童が書いた記事をコピー・ペーストで貼り付ける。次に貼り付けてある写真を他の写真といれかえる作業を行ってみせる。さらに同じ作業を講師と一緒に児童に操作をしてもらい、記事の取り込みと写真の取り込みを体験してもらった。

最後に成果物のブランケット版の新聞を配り、今回授業を行った感想をまとめとして話して終了。

(このレイアウト用紙にレイアウトをします)

 

(僕の書いた記事がのってる!!)

 


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実施環境

実施場所

喜茂別町立喜茂別小学校コンピュータ室

使用した機器

パソコン(Windows搭載機)

プロジェクター


 

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使用教材

教材タイトル

第1回授業

教材概要

◆新聞記者の7つ道具(メモ帳、一眼レフカメラ、デジタルカメラ、テープレコーダ、ICレコーダ、ノート型パソコン、携帯電話、ポケベル)

◆プロジェクター映写用画像11点(新聞ができるまでの工程)

◆ワークシート「新聞の記事の書き方」

◆新聞の見出し切りぬき6点

(児童と一緒にパソコンの操作)


教材タイトル

第2回授業

教材概要

◆児童の文章を元に現代教育新聞社で作成した新聞記事

◆ブランケット版の新聞割り付け用紙

◆現代教育新聞社で用意した記事10本


教材タイトル

第3回授業

教材概要

◆児童の文章を元に現代教育新聞社で作成した新聞記事

◆一太郎スマイル版新聞用フォーマット

◆成果物としてのブランケット版の新聞


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