産業界との協力授業
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実践事例
マザーマシン 〜工作機械にみる「ものづくり」〜
実施した教育機関・生徒数・実施日
■愛知県立岩倉総合高等学校
学年 クラス 生徒数 実施日 合計授業時間
第1学年 1クラス 20名 平成14年10月30日、11月6日、
12日、19日、26日、
平成15年1月7日、8日
720分

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実施した教科・単元
学年 教科名 単元
第1学年 総合学科「産業社会と人間」 地域の様々な企業や施設などを対象にして生徒の見聞を広めさせ、それらの場における自己啓発的な体験学習や討論などを通して、職業の選択決定に必要な能力・態度、将来の職業生活に必要な態度やコミュニケーション能力を養う

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主催した教育機関
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授業概要
 「工作機械」とは自動車、家電製品、航空機、船など、産業における大小様々な製品部品をつくりだす機械で、金属素材を切る・削る・穴を開けるといった加工作業を変幻自在に行う。産業製品の製造工程において工作機械は必須のものであり、その製品を生み出すという意味において「マザーマシン・・母なる機械」と呼ばれる。工作機械によって完成された部品ひとつひとつの繊細さは、まさしく匠の技そのものであり、ものづくりの原点がそこにある。
 本授業は、世界最高水準の工作機械を製造するヤマザキマザックでの世界最先端の工場見学や、産業界講師を招いた授業を通して、日本のものづくり産業を支えている中部の工作機械産業、そしてその発展を支えてきた先人の創意工夫や情熱などの理解を深め、工作機械産業が社会にどのように貢献しているかを学習する。通常では見る機会の少ない近未来工場「サイバーファクトリー見学」を中心に、連続性ある7回の授業を実施し、「事前学習」、「体験学習」、「事後学習」の体系的な学習を実現する。
 まず、事前学習として「工作機械とヤマザキマザックとは?」「工作機械の歴史・発展」、「先人の創意・工夫」等について、産業界講師がIT教材を使いながら講演を行った後、近未来工場「サイバーファクトリー」にて体験学習を実施する。体験学習では、世界最速の工作機械による加工演習や工作機械プログラム体験、また、匠の技「きさげ」の実演等を経て、世界最先端の技術とそこで働く人々に触れる。
 その後、事後学習として体験学習で得たことをグループでまとめ、発表会をおこなう。この発表会準備では、IT教材が活用され、これまで以上にスムーズでハイクォリティーなプレゼンテーション資料の制作をサポートする。
 最後の授業では、これまでの授業の集大成として、比較的生徒と年齢の近いヤマザキマザックの社員が、働くことの充実感や辛いこと、苦しいことなど、身近な経験談をもとに講義をおこなう。この授業では、教材や工場見学だけでは伝えにくい、仕事のポリシー・創意工夫・情熱などのものづくりの思いを伝えることがねらいである。この授業でも、言葉では伝わりづらい部分や、イメージがあるとより理解しやすい部分はグラフや写真、イラスト等を用いたIT教材を活用し、生徒の理解を促す。
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授業のねらい
この一連の授業のねらいは、生徒たちが地域の産業を知り、またそこで働く人々に触れることで、授業実施校における学習指導要領に基づく総合学科必須科目「産業社会と人間」で必要とされている「職業の選択決定に必要な能力・態度、将来の職業生活に必要な態度やコミュニケーション能力を養うと共に、自己の充実や生きがいを目指し、生涯にわたって学習に取り組む意欲や態度の形成」を産業界のノウハウを効果的手法(web教材等)に基づいて活用することにより図ることである。
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授業内容
実施単位 テーマ
第一回授業 事前学習 〜工作機械とヤマザキマザックを知る〜

実施単位 岩倉総合高等学校 教室 実施時間 100分
講師 ヤマザキマザック株式会社
人事部 人事課 
使用教材 産業界講師プレゼン教材 「工作機械って何?」(Microsoft(R)PowerPoint(R)ドキュメント20画面)、Touch The Future 〜20年後の工作機械と日本産業(VHSビデオ 15分)、調べ学習教材「工作機械産業の歩み」(Html、Macromedia(R) Flash(R)約100画面)

授業の進行・内容 授業の様子
■進行
本授業は全7回の導入部分として、工作機械についての基礎を理解するための授業を、産業界講師が実施した。授業は産業界講師がIT教材や実際の加工物を使用して工作機械とヤマザキマザックについて説明を行った後、未来の工作機械と産業社会についてのビデオを視聴。その後、工作機械発展の歴史と先人の創意工夫をストーリー化したweb教材を使って各自調べ学習をおこない、次週の体験学習授業に向けて必要となる知識を習得した後、4つのグループに分かれて学習テーマについて話し合った。

■内容
・ヤマザキマザックの講師が産業界講師プレゼン教材 「工作機械って何?」を用いて、「工作機械とは?」「身近な製品と工作機械」、「工作機械の種類と役割」、「ヤマザキマザックとは?」等、翌週の体験学習に必要となる知識をわかりやすく説明した。

・ヤマザキマザックが目指す未来の工作機械とそれが及ぼす産業社会への効果を、20年後の日本を題材にわかりやすく紹介したPRビデオ「Touch the Future」(20年後の工作機械と日本産業)を鑑賞し、生徒の工作機械への興味・関心を促した。


・各自、調べ学習教材「工作機械産業の歩み」(web教材)を使って、工作機械発展の歴史とそこに生きる先人の創意工夫・情熱を理解し、体験学習の事前学習をおこなった。


後に4つのグループに分かれ、学習テーマについて話し合った。


産業界講師による講義風景
産業界講師による講義風景

Touch the Future 鑑賞風景
Touch the Future 鑑賞風景

調べ学習教材「工作機械産業の歩み」による学習風景
調べ学習教材「工作機械産業の歩み」
による学習風景

グループでのディスカッション風景
グループでのディスカッション風景


実施単位 テーマ
第ニ回授業 体験学習 〜近未来工場サイバーファクトリー体験〜

実施単位 ヤマザキマザック株式会社 大口工場
実施時間 120分
講師 ヤマザキマザック株式会社開発設計事業部 使用教材 なし

授業の進行・内容 授業の様子
■進行
本授業のメインともいえる体験学習授業として、ヤマザキマザックの大口工場を訪問し、産業界講師とともに、工場内を見学する。
1クラス20名の生徒を2つのグループ(1グループ10名)に分け、産業界講師の説明をうけながら近未来工場「サイバーファクトリー」を体験する。その過程で工作機械の加工プログラム体験や匠の技「きさげ」の実演、ショールーム見学等を実施した。最後に産業界講師を交え、グループで質疑応答を含めたディスカッションをおこなった。

■内容
・ショールーム見学〜切削デモ加工見学
世界最速の加工技術をもつ工作機械による切削デモ。作業スタッフの解説をうけながら、鉄の塊がいとも簡単に削られ、製品部品に加工されていく様を目の当たりにし、世界最先端の技術力を実感した。

・ショールーム見学〜工作機械の進化
1800年代後半から現在にいたるまでの工作機械の実機が展示されているショールームにて、工作機械の進化を実際に見て、触れることで実感した。

・モノづくり体験〜加工プログラム作成体験実習
世界最先端の工作機械を自らプログラム操作し、金属素材を工作機械によって加工体験した。説明員のレクチャーを受けた後、生徒の代表者が工作機械を動かすプログラムを自らの手で設定した。工作機械は生徒の命令通りに加工をおこない、一瞬のうちに部品を完成させた。

・世界最高水準の工場を見る
〜サイバーファクトリー見学
最先端の工場を見学し、世界に誇るヤマザキマザックのノウハウを理解する。コンピューターでネットワーク化された設計、営業、生産、経営、資材の各部門を、順をおって見学し、工作機械の設計から納品に至るまでの流れを確認した。

・匠の技術「きさげ」と工作機械
工作機械と人の匠の技との関わりについて技術スタッフの解説を受け、実演を見る。職人が、機械でもつくれない完璧な平面を、1/1000ミリ単位で整えていく様を見学し、匠の技の素晴らしさを再認識した。

・産業界講師とのディスカッション
グループごとに産業界講師とディスカッションし、工場見学での質問や意見を交わした。

切削デモ加工見学
切削デモ加工見学

工作機械の進化
工作機械の進化

加工プログラム作成体験実習風景
加工プログラム作成
体験実習風景

サイバーファクトリー見学
サイバーファクトリー見学

きさげ作業見学風景
きさげ作業見学風景

ディスカッション風景
ディスカッション風景


実施単位 テーマ
第三、四回
授業
事後学習1、2 (発表会準備)

実施単位 愛知県立岩倉総合高等学校 教室
実施時間 各100分
講師 愛知県立岩倉総合高等学校 教諭 使用教材 web教材「工作機械ライブラリー」(Microsoft(R) ACCESS(R)、Html、ASP 約200画面 ) 
※一部動画を使用:AVIファイル

授業の進行・内容 授業の様子
■進行
これまでの2回の授業にて学習した内容をグループごとに整理し、Microsoft(R)PowerPoint(R)を使って発表会に向けての資料作りをおこなう。
始めに各グループで発表会資料のページ構成をディスカッションした後、発表会準備用のweb教材「工作機械ライブラリー」を使って必要となる写真を選定。
写真が揃ったところで、Microsoft(R)PowerPoint(R)による発表会資料の制作をおこなった。

■内容
・グループに分かれて発表会資料のページ構成をディスカッションした。


・ページ構成が決まったら、事前学習用のwebコンテンツで使用した画像やイラスト画像、また体験学習で撮影した写真など、これまでの授業教材で使われた写真や工場で撮影した写真総数約200点の画像をさまざまな切り口から検索できるweb教材「工作機械ライブラリー」により画像検索をおこなう。各自気に入った写真を発表会資料に貼り付ける。


・各グループでMicrosoft(R)PowerPoint(R)を使った発表会資料の制作をおこなう。

発表会に向けたMicrosoft(R)PowerPoint(R)作成風景
発表会に向けた
Microsoft(R)PowerPoint(R)
作成風景

web教材「工作機械ライブラリー」による画像検索
web教材
「工作機械ライブラリー」
による画像検索

発表会資料作成風景
発表会資料作成風景


実施単位 テーマ
第五回授業 事後学習3 (学習成果発表会)

実施単位 愛知県立岩倉総合高等学校 大講堂
実施時間 100分
講師 愛知県立岩倉総合高等学校 教諭 使用教材 なし

授業の進行・内容 授業の様子
■進行
生徒が作ったプレゼンテーション資料を用いて、同学年生徒の前で、プロジェクターによる学習成果発表をおこなう。
発表は4つのグループに分かれておこない、生徒一人一人が交代で説明をした。

■内容
各グループの発表内容

グループ1:ヤマザキマザックの生産の拠点一覧
CNC加工プログラム作成の体験
ACTについて
感想

グループ2:きさげ作業
工作機械とは?
CNC加工プログラム作成体験
見学の感想

グループ3:ヤマザキマザックとは?
工作機械って何?
マザックの歴史
ヤマザキマザックが目指すもの!
見学の様子

グループ4:機械を使う工場ヤマザキマザックで
唯一手作業の工程
工作機械の種類
旋盤の紹介
現在のヤマザキマザック
昔のヤマザキマザック
工作機械の操作体験
切削デモ見学の風景

発表会の風景
発表会の風景

発表会の風景
発表会の風景


実施単位 テーマ
第六回授業 事後学習4 (産業界講師による第7回目授業の準備)

実施単位 愛知県立岩倉総合高等学校 教室
実施時間 100分
講師 愛知県立岩倉総合高等学校 教諭 使用教材 なし

授業の進行・内容 授業の様子
■進行
・これまでの復習と次回授業の予習
・ディスカッション内容についての協議
・質問事項の整理

■内容
第6回授業として、翌日に控えた第7回授業での予習とディスカッション内容の事前準備をおこなった。各自で質問内容をまとめ、次回の授業に備えた。



実施単位 テーマ
第七回授業 事後学習5 (産業界講師の講義〜働くこと、仕事とは)

実施単位 愛知県立岩倉総合高等学校 教室
実施時間 100分
講師 ヤマザキマザック株式会社
設計開発事業部
使用教材 プレゼン補助教材「働くこと、仕事とは」
(Microsoft(R)PowerPoint(R) 
ドキュメント 26画面)

授業の進行・内容 授業の様子
■進行
全7回の授業の締めくくりとして、ヤマザキマザック講師によるMicrosoft_PowerPoint_を使った講義を実施した。ここでは機械の話題が中心ではなく、あくまでも仕事、働くことをテーマに、人を主体とした授業をおこなった。産業界講師はプレゼン補助教材「働くこと、仕事とは」を使いながら、入社のきっかけや、ものづくりへの思い、こだわりなどを講義した後、20分程度の質疑応答とディスカッションをおこなった。

■内容
・講師のプロフィールとともに、講師の設計担当である超精密旋盤とは何かをコンタクトレンズができるまでを例に説明。その後、通勤から退社までの一日のスケジュールの説明を受け、講師(社会人)がどのような社会生活をおくっているのかを理解する。
続いて「超精密旋盤 試作機の開発苦労話」として講師の学生生活から現在にいたるまでを時系列で紹介。大学の就職活動の話や入社のきっかけなど、今後就職を控える生徒にとって、身近な内容を話した。
最後に講師の将来の夢と「ものづくり」への思い、こだわり、誇りについて聞き、ヤマザキマザックに継承されるものづくりの精神を理解する。


講義風景
講義風景

ディスカッション風景
ディスカッション風景


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授業の成果
 工作機械産業は高校一年生にとってはあまり馴染みの少ないテーマではあったが、7回に渡り実施した、事前、体験、事後の体系的な学習をとおして、今まであまりなじみのなかった「工作機械」について生徒は理解を深め、強い興味を覚えたようだ。その中でも最も生徒が感銘を受けたのは、実際に工場へ足を運び、世界最先端のサイバーファクトリーを体験できたことであった。この工場見学において、生徒はその規模の大きさ、内容の濃さに圧倒されっぱなしのようであった。特に世界最速の工作機械による加工の速さと正確さ、また高性能な機械でも作れない完璧な平面を職人の手によっておこなう匠の技「きさげ」の実演には、目を丸くしながらその作業を眺め、深く感動を覚えた様子であった。事前学習で工作機械とヤマザキマザックについて学習してきた生徒達だが、実際目の前で体感することで、より具体的なイメージがつかめたようであった。
 この授業の締めくくりとして行った産業界講師の授業では、これまで学習したことをベースとしながらも、また違った切り口での授業を行った。この授業は機械が主役ではなく、あくまでそこで働く人を主体とした授業により、生徒に仕事の楽しさ、やりがい、辛さ、苦しさ等を伝えることを目的とした。ディスカッションにおいては、「仕事を辞めたいと思ったことはあるか?」、「行き詰まったときはどうやって乗り越える?」、「残業したら給料はあがるのか?」など、社会生活においての素朴な質問が飛び交い、生徒は働くことや社会人の生活に少なからず関心をもったようだった。
 生徒は地域産業で働く人々や、世界最先端の技術に触れる機会が得られ、本授業の目的である「職業の選択決定に必要な能力・態度、将来の職業生活に必要な態度やコミュニケーション能力を養うと共に、自己の充実や生きがいを目指し、生涯にわたって学習に取り組む意欲や態度の形成」において大変有意義で、これまでの学習では得がたい貴重な経験をすることができたことを確信する。

この取り組みは、ヤマザキマザック株式会社の広報誌「MAZAK CYBER WORLD」2003年第9号にも掲載されました。

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実施環境
実施場所 愛知県立岩倉総合高等学校 パソコン教室、大講堂、教室
ヤマザキマザック 大口工場
使用した機器 ノートPC、プロジェクター、ビデオデッキ、スクリーン、デスクトップPC(1人につき1台)
その他 加工前の部品、加工後の部品、工作機械の型、工作機械工具

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使用教材
教材タイトル 産業界講師プレゼン教材 「工作機械って何?」
教材仕様 Microsoft(R) PowerPoint(R) ファイルドキュメント20画面(一部動画を使用:AVIファイル)
教材概要 「工作機械とは?」、「身近な製品と工作機械の関係」、「工作機械はどんな加工ができるのでしょうか?」、「工作機械の種類」、「世界にはばたく日本の工作機械技術」、「ヤマザキマザックとは?」をイラストやグラフ、写真等を用いて講師の講義をサポート。工作機械の加工風景は動画を用いて表現。

教材タイトル Touch The Future 〜20年後の工作機械と日本産業
教材仕様 VHSビデオテープ(15分)
教材概要 20年後の日本の姿をフルCGで表現した短編ムービー。様々な産業製品の進化を例に挙げながら20年後に目指す工作機械の姿とそれが及ぼす社会への効果をわかりやすく紹介したヤマザキマザックのPRビデオ。

教材タイトル 調べ学習教材「工作機械産業の歩み」
教材仕様 Html、Macromedia(R) Flash(R) 約100ページ
教材概要 工作機械発展の歴史とそれに携わった先人の創意工夫をストーリー化。ストーリーはナレーションで進行され、各シーンに合せて写真やイラストが自動的に展開される。各3分程度のストーリー9話とそれを深く理解するための50を超える補足情報により、生徒の興味・関心に合せた調べ学習をサポート。

教材タイトル web教材「工作機械ライブラリー」
教材仕様 Html、ASP、Microsoft(R) ACCESS(R) 約200画面
教材概要 調べ学習用web教材に使われた写真やイラスト、体験学習授業で撮影した見学風景などの写真約150点をカテゴリー分けしてデータベース化。発表会に向けた生徒の発表用資料制作をサポートし、作業効率の向上に貢献。

教材タイトル プレゼン補助教材「働くこと、仕事とは」
教材仕様 Microsoft(R) PowerPoint(R)ドキュメント 26画面
教材概要 講師の出勤から帰社までを写真とともに綴った一日のスケジュールや講師の工作機械設計においての苦労話は写真とイメージイラストで表現。講師の仕事の説明では「コンタクトレンズの加工」を例にその工程をわかりやすいイラスト等で紹介。

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授業協力メンバー
所 属 氏 名 授業での説明
ヤマザキマザック
株式会社
後藤 昌功
「工作機械って何?」
ヤマザキマザック
株式会社
生田 浩樹
工場見学でのガイド、「働くこと、仕事とは?」
ヤマザキマザック
株式会社
山岡 義典
工場見学でのガイド

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授業の感想
■授業実施者
(産業界講師)

事前学習の授業で工作機械について理解し、体験学習で実際に見たり、触れたりする事で、学校では触れる機会の少ない社会生活についても体感でき、良い経験になったと思う。高校生には馴染みの少ないテーマだったと思うが、工作機械を理解するために段階を踏んだ授業が実施できたと思う。

■担任の先生

具体的に工場現場の生の状況を目の当たりにし、生徒はこれまでの学習では得られない貴重な体験ができたと思う。このような機会はこれからの学校教育に大変必要で、重要な事柄であるので、もっと行うべきだと思う。

■生 徒

・本当に微妙な誤差で製品がちがっていくことがわかった
・パワーポイントでの説明がとてもおもしろくてわかりやすかった
・機械をつくるときに意外に少人数でできると思った
・社会人だって僕らとあまり変わらないこと
・加工した現物を見せてもらえたのはよかった
・仕事の裏話などが聞けておもしろかった
・製造業の仕事の楽しさを知った
・超精密機械も普通の機械と同じで壊れることがあることを知った
・今やっている勉強は、将来あまり役にたたないと思っていたけど、そんなこともないことがわかった。
・仕事が行き詰まったときのリラックス法がおもしろかった

■教育関係の立場から

・授業参観者が多くて、生徒が緊張していた。
・工作機械等には関心がなかったのですが、今回の授業は楽しく拝見できました。


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