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授業計画

宇宙と先進情報技術〜GPSの活用〜
1 全体計画

単元
情報A(2) 情報の収集・発信と情報機器の活用
情報A(4) 情報機器の発達と生活の変化
     イ 情報化の進展が生活に及ぼす影響
情報B(4) 情報社会を支える情報技術
情報C(4) 情報化の進展と社会への影響
     ア 社会で利用されている情報システム
情報ABC 情報導入部
目標
私たちの生活の中で測位システムが果たしている役割や影響を理解する。
測位衛星システムを実社会で活用することの意義を感じ、情報技術に関心を抱く態度を育てる。
計画 1時限目
GPS(測位システム)の仕組みやGPSの未来の技術について学び、GPS機能搭載携帯電話を体験する活動を行う。

2時限目
ビデオ教材やコンピュータ映像、講師の話等を通して、現在のGPS活用例に触れる。グループごとに未来のGPS活用法を考える。

3 時限目
グループごとにGPS活用法アイデアの発表準備を行う。発表し、講師を交えて意見交換を行う。


2 個別計画

1時限
目標 GPSの仕組みについて理解する

時間 内容 学習手段(教材)
留意点
2分
講師
自己紹介(略歴・JAXAについての説明)をする。
 
10分
講師
GPSのしくみについてビデオを流す。
(1)
担当者の紹介(JAXA職員、中村氏、内村氏)
(2)
仕事紹介
(3)
GPSのしくみについて
 ここでビデオを止め、パワーポイントで説明を加える。
(4)
GPS衛星の個数について
 ここでビデオを止め、パワーポイントで説明を加える。
(5)
クイズ1
Q1.GPS衛星には日常私たちが使っているものよりとっても高価なものが使われています。それはなんでしょうか?
  1..高価な時計
  2..高価な鏡
  3.高価な磁石
(6)
解答と解説(原子時計の話)
(7)
クイズ2
Q2.GPSは実は、ある必要にせまられて開発されました。そのきっかけは何でしょう?
  1.道に迷う人が多かったから
  2.救急車利用のため
  3.戦争の時に兵隊の位置を知るため
(8)
解答と解説(軍事利用の話)
(9)
仕事で一番楽しいところ
(10)
生徒へのメッセージ
生徒
説明を聞く。
クイズに参加する。









クイズの解答を理由づけて考える。






クイズの解答を理由づけて考える。
ビデオ教材
Microsoft(R)PowerPoint
用いて説明。
3分
講師
パワーポイントを使い、GPS機器(携帯電話)の使用方法(操作方法)について説明する。
生徒
使用方法の説明を受ける。
プリント
Microsoft(R)PowerPoint
用いて説明。
23分
講師
GPS機能付携帯電話を使い、自分の現在の位置の測定などを体験させる。
(1)現在地の測定
(2) 写真をとり、GPS情報を取得する








生徒
GPS機能付携帯電話を使い、自分の位置の測定などを体験する。
GPS機器
●一度、教室から出て校舎外で活動を行う。
●3人で1つの機器を使い、グループで体験する。
●雨の場合は、教室で現在地の確認のみを行い、体験は次時の最初に行う。(この場合は、次時の最初の25分で学習するGPSの活用例を1時間目に行う)
2分
講師
教室に戻り、体験の感想などを聞く。
生徒
感想を発表する。

8分
講師
準天頂衛星システムのビデオを流す
(1)
担当者の紹介(JAXA職員、岸本氏)
(2)
仕事紹介
(3)
準天頂衛星システムのビデオを流す
ここでビデオをとめ、パワーポイントで説明を加える。
(4)
どんなところで役立つのか
(5)
仕事で楽しいところ
(6)
生徒へのメッセージ
生徒
ビデオを見ながら説明を聞く。
ビデオ教材
Microsoft(R)PowerPoint
用いて説明。
2分
講師
学習のまとめ、次回の予告をする
生徒
感想、質問等を発表する。
 

2時限
目標 GPSの活用例について理解する

時間 内容 学習手段(教材)
留意点
2分
講師
講師は、パワーポイントを使い、JAXAから新しいGPSの活用法を考えてほしいと依頼されたというストーリーをつげ、そのために今回は現在のGPS活用例について学ぶことを伝える。
生徒
グループをつくる。
Microsoft(R)PowerPoint
●次回、自分たちもアイデアを考えるという学習の動機づけする
2分
講師
現在のGPSの活用(@路線バスの活用、Aその他の活用)についてクイズを交えて紹介することを告げ、グループをつくってもらう。
生徒
アドレスマッチングの理解を深める。

データは正確でなければならないことを理解する。

●ここでは次回の発表を考え、グループをつくりクイズに参加してもらう

15分
講師
路線バスの活用ビデオ
(1)
導入のきっかけとし くみ
(2)
システム
ここでビデオを止め、パワーポイントで説明を加える。
(3)
クイズ1
Q.このシステムが全く使えない場所があります。それはどこでしょう。
1.羽田空港
2..東京湾アクアライン
3..新宿
(4)
クイズの解答、解説
(5)
生徒へのメッセージ
生徒
説明を聞く。





クイズの解答を理由づけて考える。
ビデオ教材
Microsoft(R)PowerPoint
10分
講師
路線バスの活用ビデオ
(1)
導入のきっかけとし くみ
(2)
システム
ここでビデオを止め、パワーポイントで説明を加える。
(3)
クイズ1
Q.このシステムが全く使えない場所があります。それはどこでしょう。
1.羽田空港
2..東京湾アクアライン
3..新宿
(4)
クイズの解答、解説
(5)
生徒へのメッセージ
生徒
ビデオを見ながら活用例に触れる。
Microsoft(R)PowerPoint
3分
講師
パワーポイントで、新しいアイデアを発表してもらうことを告げ、準備にとりかからせる。
生徒
グループになり、発表の準備をする。
Microsoft(R)PowerPoint
15分
講師
机間指導をしながら、生徒のアイデアにアドバイスをする。
生徒
画用紙、パワーポイントなどを使いながら、発表の準備をする。
画用紙又はMicrosoft(R)PowerPoint
(生徒の発表用)
2分
講師
学習のまとめを行い、次回はアイデアを発表してもらうので、発表の準備をしてきてほしいと告げる。
生徒
質問・感想を発表する。
次回までに発表の準備をしてくる。
 

3時限
目標 新しいGPSの活用法について考えることができる

時間 内容 学習手段(教材)
留意点
3分
講師
パワーポイントで、新しいアイデアを発表してもらうことを告げ、準備にとりかからせる。
生徒
グループになり、発表の準備をする。
Microsoft(R)PowerPoint
10分
講師
机間指導をしながら、生徒のアイデアにアドバイスをする。
生徒
画用紙、パワーポイントなどを使いながら、発表の最終準備をする。

画用紙又はMicrosoft(R)PowerPoint
(生徒の発表用)

35分
講師
グループごとに発表してもらう。
1 グループの発表ごとにアイデアに対し、コメントする。(感想やアドバイス)






生徒
発表の時間3分を使い、発表する。
画用紙又はMicrosoft(R)PowerPoint
(生徒の発表用)

●講師は、アイデアのいいところを褒めるようにする。
●グループが多い学校は発表時間を2 分にする。
2分
講師
最後にまとめの感想と、質問などを受けつける。
生徒
質問・感想を発表する。
 
3分
講師
パワーポイントで、新しいアイデアを発表してもらうことを告げ、準備にとりかからせる。
生徒
グループになり、発表の準備をする。
Microsoft(R)PowerPoint
15分
講師
机間指導をしながら、生徒のアイデアにアドバイスをする。
生徒
画用紙、パワーポイントなどを使いながら、発表の準備をする。
画用紙又はMicrosoft(R)PowerPoint
(生徒の発表用)
2分
講師
学習のまとめを行い、次回はアイデアを発表してもらうので、発表の準備をしてきてほしいと告げる。
生徒
質問・感想を発表する。
次回までに発表の準備をしてくる。