(1)交流相手をどのようにして見つけたか
ネパール
ネパールにはこれまで3回訪問している。発展途上国であるが、謙虚で働き者である。
英語教育も充実しておりインターネットでの交流には適している。
また日本の戦後の急速な発展に対して学ぼうという気風があり、対日感情は非常によい。また生徒にとって「遠い国」でありインターネットの「速さ」が実感できる国でもある。
このような判断から現地を訪れ、これまでカルテのネットワーク化などサポートしてきた「ドリケル病院」のドクターを通して、電気がある、電話回線がある学校を紹介してもらった。
韓国
過去の歴史から対日感情はよくない。しかしその原因として生徒に伝えられる情報がマスコミによる「政治」「経済」であることが多い。日常的な若者の交流によって「明日の日韓関係」糸口がつかめると考えた。
現地でインターネットの教育利用をサポートしている「中央日報」を訪れこれまでインターネットで実績のある「ソウル女子商業高校」を紹介してもらった。
このネットワークを使い平成10年度は新亭女子商業高校、九老情報工業高校とコンタクトをとった。
タイ
仏教国であり日本との文化的な関係も深い。生徒にとっては日常的な情報が無いため十分に理解できている国ではない。
日本に来ている留学生に参加してもらうことによってネットワークを活用した交流を考えた。
(2)これまでの経緯
第一回アジア交流としてネパールとの交流を開始する。電子メール、メーリングリスト、Cu-SeeMe等のインターネットの基本的な活用方法を習得する。
交流形態
海外・・1校(ネパール:ホーリーガーデンハイスクール 教員2名生徒2名)
国内・・16校 約150名(中学校を含む)
地域・・大阪(交流会)、名古屋(シンポジュウム)、東京(交流会)、旭川(交流会)
前年度の交流体験をもとにネパール以外に韓国、タイを含め交流を広げる。
海外ネットワークと国内ネットワークの結合
交流形態
海外・・3校 ネパール:ホーリーガーデン・ハイスクール教師1名生徒3名
韓国 :ソウル女子商業高校教師1名 生徒3名
タイ :留学生
国内・・16校 京田辺市教育委員会など
地域・・名古屋(高校生の自主企画によるシンポジウム)
広島(平和公園への参拝、シンポジウムへの参加)
京都・奈良(交流会)
メーリングリストの立ち上げ(4月)
より効率的な連携を願って次の様なメーリングリストを作り上げた。
生徒用英語メーリングリスト
参加生徒による英語メーリングリスト。コーディネータとして英語教諭がつき、必要に応じて発言する。これらの内容は教員用メーリングリストに自動転送される。
教員用メーリングリスト
英語版と国内用日本版を用意した。生徒は参加できない。
Cu-SeeMeによる打ち合わせ(4月)
参加可能な学校で生徒も加えて交流を行った。主に学校生活がテーマとなったが、お互いを知ることによって日本での「合宿研修」への夢を膨らませた。
事前準備(4月から7月)
京田辺市で行われるシンポジウムに向けて各国テーマ別にパワーポイントを準備した。
シンポジウムをスムーズに行うために、ファイルはすべてパワーポイントとした。
各国のプレゼンテーション技術の向上を図ることも目的とした。
日本でのフェースtoフェース meeting
7月23日 京田辺市野外活動センターに集合(シンポジウム)
7月24日 観光地の取材、ゴミ処理の調査 ホームページの作成
7月25日 Cu-SeeMeによる韓国 スイス(ジュネーブ)との交信
7月26日 名古屋市立西陵商業高校での交流事後の計画
アジア高校生インターネット新聞(web新聞)の発行
電子メールを通してテーマにあわせて新聞をweb上に発行
学校祭 校内のゴミ処理問題 このごろはやっているものなど
Cu-SeeMe会議
日本の各地点と海外を結び、リフレクターを介して定期的に交流をおこなう。
教師の打ち合わせにもこれを利用する。
日本でのプレゼンテーション
アジア交流の発表を生徒参加の形で行う
第一回は100校プロジェクト活用研究会にて
シンポジウム前
電子メールでお互いの自己紹介を行うと共に、インターネット上のネチケットについて学習させた。英文など抵抗感のある生徒には、昨年までの例文をもとに作成させた。
パワーポイントファイルを各校で作成。
図 1
川崎商業の発表
川崎商業・・「教科書の中のあなたの国」
福井商業・・「校内のゴミ処理問題」
ハワイ・・・「学校生活・授業内容」
名東高校・・・・「奈良の歴史文化」
緑高校・・・・「日本の高校生」
四日市商業高校・「高校生の間で流行っているもの」
西陵商業高校・・「これからの交流に向けての提案」
シンポジュウム当日の流れ
23日午後
12時 集合 オリエンテーション 自己紹介 シンポジウム準備
14時 シンポジュウム開始 司会 三重県立川越高校ほか
挨拶 コンピュータ教育開発センター
京田辺市教育委員会ほか
各国プレゼンテーション(使用言語英語)
・環境(ゴミの処理)
・日本の高校生の流行
・教科書の中のあなたの国
・学校紹介、
・日本の教育制度
・今後の交流への提案(webマガジンの制作、ゴミ探検隊、Cu-SeeMe)
・記念宣言
24日
9時 奈良市内へ 教員引率(携帯電話持参) 海外+日本のグループで奈良市
観光課 神社仏閣を訪問し、日本文化さらには
観光地のゴミ処理問題を調
査する。それぞれの印象を記入、デジカメで記録(参加者を入れる)セン
ターへ帰り 資料整理(英文作成)
17時 各グループ発表 (Cu-SeeMeにて放映)
25日 京田辺―ハワイ―韓国―ジュネーブ(APNG Education)
Cu-SeeMe 中継
26日 11時 名古屋会場(西陵商業)へ移動
韓国、夢学園、福井商業、川崎商業、など
生徒の声
いろんな場面で会話をしました。日本の生徒は少なくとも基本的な英語を話すことができたので後はジェスチャーで楽しくコミュニケーションをとることができました。(ハワイ生徒)
図 2 ホームページを作成するハワイと日本の生徒
奈良もプレゼンテーションもよかったけどなによりも「人」がもっとも印象的でした。(韓国生徒)
事前のメール交流があったので安心して参加できました。メールで台湾に逐一状況報告をしました。(台湾生徒)
その他
1998年度参加校一覧
参加国 :台湾 韓国(2校) タイ ハワイ 日本
日本の参加校:川崎市立川崎商業高校 南山国際高校 三重県立菰野高校
福井県立福井商業高校 三重県立みえ夢学園高校 名東高校
四日市市立四日市商業高校 名古屋市立緑高校 淑徳高校
帝塚山学院泉ヶ丘中高等学校 名古屋市立西陵商業高校
参加人員:メーリングリスト 125名
シンポジウム・合宿参加 52名
関連url
アジア企画のホームページ
http://nagoya-seiryo-chs.nishi.nagoya.jp/asia/
http://nagoya-seiryo-chs.nishi.nagoya.jp/nepal
Inet'97(クアラルンプール)のレポート(英文)
http://www.isoc.org/isoc/whatis/conferences/inet/97/proceedings/D2/D2_1.HTM
kageto@nagoya-seiryo-chs.nishi.nagoya.jp
http://nagoya-seiryo-chs.nishi.nagoya.jp/kageto.html
参考
図 3 福井商業のプレゼン資料
図4取材後のグループ発表 図5川崎商業「教科書の中の韓国」
このプロジェクト参加は次の点でこの国際貿易取引推進に大きく役立った。
・直接会うことが実現されたこのプロジェクトによって、さらに親近感を得ることが
できた。
・教師同士もお互いに顔を合わせ、貿易取引についてお互いサーバーの管理など技術
的な細かい打ち合わせを行うことができた。
・夏休みの最中に出会ったため9月からの授業に向けて十分な準備が可能となった。
・韓国もインターネットの教育利用に力を入れており、以上のことから、この取り組みが大学とのネットワークを通してサポートを得ることができることが明確となった。
・お互いの生徒の英語能力を把握することができ、今後の貿易書式の制作について多くの資料を得ることができた。
・ソフトウェアの開発は事務局の支援により、バージョンアップが続いている。
授業での実践――>要望――>開発の流れの中で、現場からの声を聞き入れ忍耐強く対応していただいている。
生徒もこの動きを理解し、授業への集中度が高まっている
。
A ねらい
・インターネット活用により、web上から注文ができるようにする。
・従来の緊迫感のない形態を変え、学校外部との模擬取引を可能にする。
・韓国および日本の他地域との交流を可能にし、取引が国際的、かつ迅速に行える環境を整える。
・共同授業として取り組むことにより、短期、イベント的な国際交流の枠を越え日常的な交流を実現する。
・英語レベルにおいて対等であるアジア圏における英語の役割を相互に認識できる機会とする。
B 実践の計画
・交流校の現状
各校ともインターネットには専用線接続されており、Cu-SeeMeテレビ会議システムなど一般電話線に比べて安定した画像を得ることが出来る。生徒もそれぞれに独自アカウントを持っており、授業外での交流も可能となる。
・学校間の連絡
海外との交流を前提とする場合、コミュニケーションの方法、技術レベルなどが課題となる。そこで、韓国とのコミュニケーション言語は英語とし、定期的な打ち合わせを行った。我々はこれを「国際職員会議」と名付けている。
技術的な面では、西陵商業高等学校が各校のアカウントをもらい、必要に応じて、相手校のサーバーに入り、必要なメンテナンスを行っている。
このようなこともインターネットならではの利用方法ではなかろうか。
・目標到達へのステップ
文化面
近くて遠い国といわれる韓国と日常的に交流を深め、教科書の韓国から日々交流している友人の住む国、韓国へと意識変革をはかる。
他地域(佐賀県、神奈川県)との交流のため、商業高校間の交流をはかる。
教科面
電子メール活用によって迅速な書式の交換を可能にし、流通の回転数を高め、商店経営のあり方を探る。
英文書式の活用を通して英語を経営の場面で役立てる体験をさせる。
ネットワーク時代に対応できる資質を養う。
技術面
webなどの編集を行うとともに注文書画面制作を通して、フォームの基本的な理解をさせる。
電子メールの取り扱いに習熟させる。
ファイル転送を通してTelnet FTPの技術を学習させる。
・商業高校生徒の英語能力
「もう少し英語ができれば普通科に・・」生徒は英語に対して自信のないまま入学してくるケースが多い。商業高校への入学の動機は「資格取得が可能」「パソコンに興味があるから」等が上位となる。
このようなやや積極性に欠ける生徒の現状をみてインターネットを使った交流を考えるとき、インターネットの基本的な機能が生徒の積極性を引き出すことに注目した。
C 実践の概要
・生徒の意識
従軍慰安婦問題、韓国併合の歴史等、生徒が教科書で接してきた情報は明るいものではない。生徒のアンケートによるとそのイメージは次の様になっていた。
文化・歴史面
キムチ 儒教 強制的に植民地にしてしまった国
サッカーのライバル 金権政治 若者は日本に興味がある
礼儀正しく上下関係が厳しい
経済面
日本と競争関係 半導体の製造がすごい
一見韓国の現状を伝えているようだが、これらはすべてよく見てみると新聞報道そのものの結果のようである。授業によってインターネットを活用した取引の学習を願うとともに、「近くて遠い国」が「近くて親しい国」に成ることを願った。
実際交流が始まってみると、ワールドカップ予選で日本が韓国に負けたとき、「負けたけど、韓国が勝ったからいいや」という声もあった。このような動きはインターネットを通した交流があったからこそと思えてならない。
・授業の構成
日本側2人一組で商店を構成し各商店は独立採算性を取ることにした。
それぞれの商店はホームページを持ち、商品の特徴など宣伝を行い、注文ページ
などを設置し、その注文書が電子メールとして送られてくる。
取引のイメージは次の通り
取引の流れ 1〜7
1 自己紹介 企業紹介
2 取引協定書
3 商品の説明
4 注文
5 保険 税関
6 為替手形の作成
7 決済
貿易書式のページの図
――――――――――
貿易書式(webからダウンロードできる)
Agreement on General Terms and Conditions Of Business
Between Seiryo Co.,Inc.,the buyer, and Seoul Co.,Ltd.,the seller、
the business shall be conducted on the following terms and conditions:
1 Business : All business shall be done between the Buyer and the Seller on a
Principals to Principals basis.
2 Quality : The quality of goods to be shipped should be fully equal to the
catalog.
・リアルタイムコミュニケーション
韓国と日本は時差のないことから、リアルタイムコミュニケーションが可能となる。価格の交渉などはCu-SeeMeを使い、リアルタイムでの交流を試みた。
価格交渉のサンプル
J : We received your catalog and price list yesterday.
Among many models, we
selected three models, Model A, Model B and Model C.
But I'm anxious to see your
the above Korean Doll Set samples.
Can you show them to me?(インターネット上から見せる)
K : Of course, I will show you Model B Middle Aged Couple, and our two
negotiators
will negotiate with your
negotiators regarding Model A and Model C.
Look! Model B Middle Aged Couple wears Korean
C traditional clothes, Hanbok
J : It seems so excellent! I like
to buy the refined dolls. How about the terms
of price and unit price?
商品の説明など、具体的に、たどたどしいながらも英語で相互に行った。このことにより生徒間の絆はさらに高まったようで、それぞれが電子メールアドレスを持っていることから、授業外での交流にまで発展している
・webページの構成
注文のページから送られたデータは電子メールとして相手側商店に届く仕組みを考えた。
webページからの注文(フォームで処理)――>cgiによって日本語フォントで電子メールに配信――>相手商店に日本語フォントで送信
現在このシステムをさらに進め、webからの注文がそのまま相手側商店のwebページに注文書として届くようなシステムの開発を完了し、授業で活用している。
表内の価格計算も自動計算となっており、生徒も活き活きと活用している。
自分たちの声が反映されたソフトとして授業に集中して取り組んでいる。
・交流を支える現地の新聞
韓国も現在国を挙げてネットワークの整備に取り組んでいる。このようななか我々の活動に対し現地新聞社も積極的な情報宣伝活動をしてくれている。
中でもこの試みは新聞だけでなくKBSなどの取材も受けた。
またソウル女子商業高校の生徒が本校を訪れるなど、ネットワーク以外の交流も進んでいる。
D 国際職員会議
このような実践を継続していく上で教員間の連絡は欠かせない。ほとんど毎日のように電子メールのやりとりをしており、週に最低1回はCu-SeeMeを使って韓国と打ち合わせをおこなっている。
このことからもわかるように、相手が毎日メールを開く人でなければ共同授業は成立しない。
もちろん関係の先生方のメーリングリストも同時に運用している。
新亭女子商業高校担当者からーーーー
About the trade-simulation, I
think I am going to make an icon on our home-page that links to your site. What do you think about it?
I was going to name it something like "Trade Simulation with Japan."
Any ideas?
E 実践の評価と今後の指針
・意識の変化
この企画の交流前と交流後生徒の意識調査を行った。表からもわかるように、生徒の意識は大きく動いた。(交流後全員にアンケート実施)
マスコミによって拡大された情報だけでなく、「韓国」を実際に交流したムーン・ユン・スンさんの住む国として把握できるようになったのではないだろうか。
「韓国の経済悪いようだけど、あの子たち就職大丈夫かなぁ」などの声も生徒の間から出ていた。
また自己評価も以前に比べると大変高いものになり、自信を交流によって得たと思う。自己評価の高い生徒は自らの力を信じて卒業後もさらに学習していくことが期待できる。
事実英検受験は「高学習歴社会」の到来を信じて卒業後も挑む生徒がおおい。試験会場で在校生と卒業生が顔を合わすことも多々ある。
このようなプロジェクトが「通じた」「英文が書けた」「インターネットの機能を使えた」という喜びとともに、生きる力へと転換されつつあるのではあるまいか。
・生徒の声
「電子メールなどを使ったアジアの高校生との交流に取り組んできました。もちろん大変なことは、たくさんありましたが、海外のひとと仲良くなることもできましたし、自分自身にプラスになることも数多くあり、本当に良い経験をすることができたと思っています。」
「Cu-SeeMeというテレビ電話のようなものなどを通じて海外と交流をしてきました。少し自分の視野が広くなったような気がしました。
ちょっとした英語の単語を覚えているだけで、いろいろな国の人達としゃべることができたのです。」「メール、ホームページと英文で作り、自然に英語の力とインターネットの力が付いていたと思います。英語がいっそう好きになり「英検準二級」という目標ができ、それに向かって努力した結果、合格する事ができました。」
・生徒の獲得したもの
(文化面)
韓国が教科書で習った韓国だけでなく、今共に生きている交流相手の住む国となったこと。
(授業の側面)
インターネットを活用することにより、一般の郵便では2週間かかるやりとりが瞬時にでき、これからのネットワーク社会での利用の方法がより明確になった。
流通業が取引の回転の多さによって、利益が向上していくということを体験的に学習できた。
(技術的側面)
リアルタイムコミュニケーションツールとして、Cu-SeeMeを体験することができ、このような交流方法がインターネットでは可能なことを知った。また将来自分の生活の中に取り入れていける可能性を把握した。
F 今後の展開
韓国との関係はさらに深まりつつある。インターネットはその機能からして、一校対一校の関係であってはならない。国内のネットワークと海外のネットワークを結びつけ、生徒に新しい学習環境を提供するところにその目的がある。
韓国側にも複数の参加を依頼している。
国内においても、現在日本各地の商業高校など(川崎商業、杵島商業、中津商業、海津北高校)とともに、国内インターネット取引、さらには国際取引を推進しようと計画している。
既にメーリングリストを立ち上げ、情報交換は頻繁に行われている。
G 日韓の教師の求めているもの
なによりも授業の中でという設定で行っているため、教員間の連絡は緊密さを要求され大変だが、相互の熱意に押されながら着実に計画は遂行されている。
韓国側担当者ジョン先生とは日本さらには韓国で7月に4回も会った。なぜこん なにも頻繁に会うのか?基本的にジョン先生、あるいはこの実践に取り組もうとす る先生たちは、授業を変えたいという願いがある。そのことが生徒を中心にした新しい自己学習力を備えた生徒が育つと考えているからである。
また国際化ということをもっと日常的にする事によって、生活の中の国際化を実現できると考えた方々である。
平和教育、国際理解教育の声を教育界でよく耳にする。いろんな論議がなされている。それも必要なことだろう。しかし、国際化、平和の問題を日常的な交流の中で「相手を含めて」考えていくことが必要だと考える。
日本との平和の問題を相手国だけで論議された場合、果たしてそれが正しい判断となりうるのか?
国も人も生きている。明日を担う生徒たちに日常的な交流の中で韓国を考えること、このことをこの実践授業で保証していきたい。
参考url
新亭女子商業高校のページ(ソウル)
http://210.104.30.2/
http://www.shinjung-gchs.seoul.kr/
西陵商業高校のページ
http://210.235.197.2/
商業実践のページ
http://210.235.197.2/kageto/trade/trade.htm
影戸のページ
http://210.235.197.2/kageto.html
シンポジウムで暖められた交流の輪はその後もインターネットを通して発展を見せた。
11月18日に名古屋で行われたCEC主催新100校プロジェクト活用研究会においてアジアセッションとして韓国から教師1名、生徒1名を招聘し「アジア高校生インターネット交流プロジェクト」のプレゼンテーションを行った。
インターネットが日常的な交流を可能にし、さらに共同プレゼンテーションにまで発展している。
また、生徒間においてはWebnewsをホームページ上に掲載し、参加校だけでなく、インターネットによる国際交流の方法として、多くの学校に情報提供した。
・韓国からのNEWS
Webnews from Korea
Garbage treatment are all done by the students. It starts from the
classrooms. Students separate
recyclable material and non-recyclable
material in their classrooms. At the end of the day, students collect all
the recyclable material in the school.
Trashes are separated mainly in paper, plastic, aluminum and glass.
When the recyclable materials are gathered enough, students sell those material
to the local recycling center.
The money is then donated to the local orphanage or other needy
organizations.
国内の高校からのWEBNEWS
[ Morning Reading Time ]
We have Morning Reading Time in
Midori High School.
When the bell rings, teachers comes in.
And we start reading our favorite
books for five minutes. There are
a few students chatting but mostly it is quiet during this time.
Some students who don't usually
read get a chance to start reading.
Many students read novels. We are
not allowed to read comics or magazines.
The problem is that five minutes is too short for us. We want more time.