3.5 国際交流のためのガイドブック作り

3.5.1 目的(ねらい)

 インターネットを利用してこれから国際交流を始めようとする小・中・高校の教員に役立つ初歩的なガイドブック(以下手順書という)を作成する。

3.5.2 作成方法

(1)国際交流のための手順書作り

 「国際交流のための手順書作り」に当たっては、学識経験者、新100校プロジェクト対象校及びネットワーク活用校からの協力を得て進めることとした。
このため、高度ネットワーク利用教育実証事業推進協力者会議、国際ワーキンググループの承認の下に「国際交流のための手順書作り」編集委員会を設置した。

(2)本編集委員会の構成について

 委員長 赤堀 侃司 東京工業大学 教授
 委 員 影戸  誠 名古屋市立西陵商業高等学校 教諭
 委 員 野中 恒宏 多摩大学目黒中学校・高等学校 教諭
 委 員 仲川 隆雄 狭山市立広瀬小学校 教諭
 委 員 米村 明彦 小学館 教育編集部 副編集長

(3)編集委員会の開催経過と主な検討内容

 「国際交流のための手順書作り」編集委員会の開催経過及び主な議事内容の項目は下記の通りである。

    平成9年10月21日(火) (第1回)
 ・手順書の構成内容の検討 ・作業内容の検討
 ・今後の進め方等
    平成9年12月16日(火) (第2回)
 ・原稿の内容検討 ・全体の作業分担の検討・決定
 ・スケジュール検討・決定等
    平成10年2月25日(水) (第3回 最終回)
 ・現状の報告     ・原稿内容の検討・確認
 ・原稿内容のチェック分担の決定等

(4)原稿の作成方法について
 ・実践事例事例の原稿:新100校、ネットワーク活用校に依頼した。
 ・その他の原稿  :委員がそれぞれ分担して作成した。(事務局も含めて)
 ・全体の内容について:委員会でレビューを行った。

3.5.3 経緯(計画と実績)

 
予 定 実 績
10/20 11/10
10/30 11/13
11/13 11/13
11/13 12/16
11/19 11/19
'98.1/末 2/末
3/10 3/10
10/21,12/16,2/25 10/21,12/16,2/25
1)編集委員の選出・設置
2)構成内容の検討・決定
3)作成要領の検討・決定
4)原稿作成の分担検討・決定
5)原稿作成の依頼
6)原稿の回収
7)編集・チェック・校正
8)編集委員会の開催
 

3.5.4 構成内容

第1章 国際交流のねらい 第4章 活用の手順
第2章 授業の中でのインターネット 第5章 実践事例の紹介
第3章 学校での取り組み 附 録

3.5.5 評価

  1.  出来るだけ絵や写真を取り入れて、極力見やすく、親しみやすくなるように心掛けた。
      そして、これからの国際交流を始めたい先生方に活用して頂ける内容にするために、授業での活用可能領域の提示、学校全体での取り組み、授業実践までの手順、小・中・高校の実践事例の6例の紹介、海外の学制、及びネットワーク活用組織の紹介等を盛り込んだ。
  2.  ガイドブック作成に当たっては、事務局として編集委員会の取りまとめ、原稿依頼・作成の取りまとめ、原稿の編集を行い、期間内に仕上げることができた。


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