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for Educational Computing
1.教育関連機関と連携した国際交流の実践
<日本発案企画>
1.1 インターネットクラスルーム
1.2 アジア高校生インターネット交流プロジェクト
<海外企画への参加>
1.3 Me and Mediaプロジェクトの展開
1.4 KIDLINKへの参加
2.国際交流支援の仕組み作り
3.日本における国際交流の窓口
(1)目的
日本が提案するネットワーク教育利用企画を、本プロジェクト事務局(CEC)が窓口となって、アメリカ、オセアニア等を中心とした海外の教育関連機関と連携して実施することにより、ネットワーク上での国際交流を進め、以下を行ない、技術課題やその対応策、教育効果や問題点を明らかにしていく。
・日常的な話題の題材交換を通じた、その背景にある互いの文化を理解する。
・英語力(日本側)、日本語力(相手側)の向上を図る。
・今後の国際交流の拡大を目指した、教員同志の交流を図る。
(2)内容
a.各国での国際会議等に参加して、交流先を見つける。
・オーストラリア、韓国
b.英語での意見交換
日常的なテーマを中心にして、テーマの広場(電子掲示板)を作って、異文化を理解する。
c.日本語での意見交換
上に同じ
d.日本での国際交流会の開催(事務局主催)
プロジェクト担当教職員による会議
(3)実施体制
・日本:CEC−高等学校(インターネット接続環境があり、姉妹校等との間でのネットワークによる国際交流経験がある学校を10校程度)
・海外:ハワイ州教育省−中高等学校
韓国中央日報 −高等学校
カナダ、オーストラリア、ニュージーランド(調査中)
・その他、テーマの広場への参加を広く募集する。
(4)事務局が実施する項目
・交流先を調査するための出張依頼。
・日本における教育関係者の国際交流会開催。
・海外および日本の教育関係者の国際交流会への招聘。
・海外での国際会議におけるネットワーク教育利用事例の発表のための出張依頼。
なお、児童生徒の渡航、招聘は行いません。
(5)この企画の立案の参考としたアイデア及び自主企画提案
アイデア
「日本語によるアメリカ、ハワイとの共同授業」 名古屋市立西陵商業高等学校
「Class for Global Citizen」 兵庫県立神戸商業高等学校
「ロゼッタストーンプロジェクト」 東金女子高等学校
「世界の献立」 東金女子高等学校
(6)公募要項
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この公募要項による公募以外にテーマの広場(電子掲示板)への参加を別途募ります。
(1)目的
日本が提案するネットワーク教育利用企画を、スクールネット研究会等のご協力を得て、本プロジェクト事務局
(CEC)が窓口となって、アジアを中心とした海外の教育関連機関と連携して実施することにより、ネットワーク上での国際交流を進め、以下を行ない、技術課題やその対応策、教育効果や問題点を明らかにしていく。
・アジアの一員として隣人との交流を通して、お互いの国々の文化や経済の違いを理解する。
・英語によるコミュニケーション力を高める。
・今後の国際交流の拡大を目指した教員・生徒間の交流を行う。
(2)内容
a.電子掲示板による各国生徒の自由な討論を行う。
テーマとしてアジア圏第2外国語の「英語」でのコミュニケーション、各国からみた各国の社会および経済の特性・問題点等
b.国際交流会の開催
名古屋市、広島市、京田辺市 (ネパール、韓国、タイから教育者を招聘)
(3)実施体制
・日本:CEC−高等学校等(インターネット接続環境があり、姉妹校等との間でネットワークによる国際交流 経験がある学校を10校程度)
・海外:韓国中央日報 −高等学校
中国、ネパール、フィリピン、タイ(調査中)
・その他、テーマの広場への参加を広く募集する。
(4)事務局が実施する項目
・日本における教育関係者の国際交流会開催。
・海外および日本の教育関係者の国際交流会への招聘。
・海外での国際会議におけるネットワーク教育利用事例の発表のための出張依頼。
なお、児童生徒の渡航、招聘は行いません。
(5)この企画の立案の参考としたアイデア及び自主企画提案
アイデア
「アジア−高校生インターネット交流プロジェクト」 南山国際高等学校・南山国際中学校
「アジア高校生インターネット交流プロジェクト」 名古屋市立西陵商業高等学校
「国内外を問わない取り組み」 岐阜県立海津北高等学校
(6)公募要項
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(1)目的
Me and Mediaプロジェクトを、国内外の参加校との意見交換を積極的に行うことにより展開する。メディアの様々な意味、メディアの重要性及び創造性を追及し、メディアが自己形成に及ぼす影響等のテーマについて議論を進める。また、ヨーロッパとの組織的な交流を図るため、ESP(European Schools Project)と連携し、交流を図り相互理解を深める。
(2)内容
a.各国の生徒による共同学習グループの形成
学習テーマを設定していく中で、様々なメディアを使ってネットワーク上で交流を深める。
b.グループはネットワーク上で研究学習を行う。
学習テーマ毎のホームページを作成し、メディアに関する興味あるトピックスを選んで学習する。
c.各グループの研究学習成果を評価しあう。
主にホームページ上に掲載された成果を生徒同志、先生同志がネットワーク上で互いに評価しあう。
d.ESP’98カンファレンスに参加
先生同志のface-to-faceによる研究学習に対する評価の分析およびまとめを行う。
(3)実施体制
・日本:CEC−高等学校(インターネット接続環境があり、姉妹校等との間のネットワークによる国際
交流経験がある学校を5校程度)
・海外:ESP中核校−参加校(中・高等学校)
(4)事務局が実施する項目
・ESP’98カンファレンスにおける、ネットワーク教育利用事例の発表のための出張依頼。
・共同学習を行うための機材の貸与(検討中)
(5)この企画の立案の参考としたアイデア及び自主企画提案
なし
(6)公募要項
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(1)目的
低年齢層の子供たちが各年齢層の語学力で参加可能なKIDLINKの海外交流プロジェクトもしくはフォーラムに組織的に参加して、海外交流を進め、お互いの文化、生活に対しての率直な意見交換から自分なりの国際理解を深める。
(2)内容
a.KIDLINKの各種共通テーマへ参加する。
b.日本からもテーマ設定を行い参加を呼びかける。
c.中学生に関しては英語によるコミュニケーションを行う。
d.世界大会(97年10月)に参加し、新100校プロジェクトでの取り組みや日本のネットワーク教育利用状況を報告する。
(3)実施体制
・日本:CEC−小中学校
(インターネット接続環境があり、姉妹校等との間で、ネットワークによる国際交流経験がある学校を10校程度)
・海外:KIDLINK
・その他、テーマ(日本からの提案)への参加を広く募集する。
(4)事務局が実施する項目
・KIDLINK世界大会における、ネットワーク教育利用事例の発表のための出張依頼。
・日本の参加校担当教員の会議の開催。
(5)この企画の立案の参考としたアイデア及び自主企画提案
アイデア
「きっどりんくぷろじぇくと」 大和市立林間小学校
(6)公募要項
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(1)目的
国際交流に際して、言葉の壁がその障害となることが多々あり、この壁を少しでも低くして、交流を支援する目的で、翻訳支援体制の確立を目指す。
(2)内容
・翻訳支援グループの結成
教師志望の大学生、大学院生、参加校の父兄を中心としたボランティアによる英日/日英翻訳グループを結成する。
・翻訳支援の実施
参加校へ出向いて直接翻訳支援を行う、もしくは電子メールでの翻訳依頼で翻訳支援を行う。
(3)実施体制
CEC−翻訳ボランティア(別途募集)
(4)事務局が実施する項目
・翻訳ボランティアの募集及び活動への支援
(5)この企画の立案の参考としたアイデア及び自主企画提案
アイデア
「きっどりんくぷろじぇくと」 大和市立林間小学校
(1)目的
インターネットを通じて交流する際に、技術的環境の相違から生じる様々な障害(例えば日本語表示等)の解決のためのアプリケーションサービスの調査・検討を進める。
(2)内容
a.多国語表示のためのフォントゲートウェイサービスの調査
日本語フォント環境のない海外の教育関連機関から日本語のホームページを見る際、あるいはその逆の場合に、文字フォントがないために表示が崩れる障害が発生する。そのために、各種言語に対応したフォントの提供の可能性について調査する。
b.WWWページ・メールゲートウェイサービスの調査
WWW掲載情報は、インターネット環境からしか閲覧できないが、パソコン通信などインターネット環境にない相手と交流する際には障害となることがある。WWW掲載情報を、電子メールの形式に変換して閲覧できるソフトウェアを調査する。
(3)実施体制
CEC
(4)事務局が実施する項目
上記内容に係わる調査
(5)この企画の立案の参考としたアイデア及び自主企画提案
自主企画「ネットワーク交流支援のための公共テクニカルサービス」 東金女子高等学校
(1)目的
インターネットを利用して国際交流を始めようとしている学校への初歩的ガイドブックを作成する。
(2)内容
国際交流の経験豊かな100校プロジェクト対象校の中から、FAQ、ケーススタディ等を収集し、編集する。
a.100校プロジェクト対象校の中で海外との交流を行ってきた実績(経験内容)を取りまとめる。
(例)・交流校の探し方
・誰にコンタクトしたらよいか
・交流するためのテーマの設定の仕方等
b.100校プロジェクト対象校を中心に作成メンバー(編集委員)の募集をかける。
c.編集方法:メーリングリストを作成し、メール上で行う。
d.最終的には事務局で編集する。
e.Webで公開し、また印刷もする。(A4:30ページ程度)
(3)実施体制
・CEC、編集委員(募集)
(4)事務局が実施する項目
・編集委員の委嘱と編集会議の開催
・ガイドブックの作成
(5)この企画の立案の参考としたアイデア及び自主企画提案
なし
(6)公募要項
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(1)目的
現在、日本には、海外の教育関連機関に対する窓口機関がなく、海外から日本にアプローチしづらいという声がある。それに応えるべく、CECが窓口機関として以下の役割を果たす。
・日本のプロジェクトを海外に紹介する。
・海外からのプロジェクト参加要請の案内と募集を行う。
(2)内容
・海外、国内のプロジェクト(プログラム)のリンクリストの収集をする。
・内外の活動内容(イベント含む)の紹介と呼び掛けをする。
・交流希望に対して仲介をする。
・将来は、内外の教育関連機関との情報交換、交流を考える。
(3)実施体制
・CEC
(4)事務局が実施する項目
・上記内容に係わる項目
(5)この企画の立案の参考としたアイデア及び自主企画提案
なし
(6)公募要項
公募はいたしません。
(1)目的
100校プロジェクトの成果を海外に対して、積極的に情報発信する。
・海外シンポジウム等での100校プロジェクト成果報告の実施と、意見交換及び情報収集を行う。
・CEC事業活動に対する海外からのプロジェクト参加要請の手配を行う。
・海外の教育関連機関の役割・組織、活動等について調査、交流も検討する
(2)内容
・I*EARN国際会議へ参加し、100校プロジェクトを中心とした事業内容を発表する。
・アジア太平洋地域教育シンポジウムで100校プロジェクトの成果報告等を行う。
・国際シンポジウムの準備(ERI:Educational Revolution with the Internet)
(3)実施体制
・CEC
(4)事務局が実施する項目
・海外での国際会議における、ネットワーク教育利用事例の発表のための出張依頼。
・日本における国際会議開催のための調査。
(5)この企画の立案の参考としたアイデア及び自主企画提案
なし
(6)公募要項
公募はいたしません。
(1)目的
ネットワークによる国際交流を促進するために必要とされる、海外調査、報告、発表等へ教育関係者の派遣支援を行う。
(2)内容
・海外派遣を希望する教員等からその企画を広く公募し、選定の上派遣支援をする。
・報告書の提出を義務づける。
(3)実施体制
・CEC
(4)事務局が実施する項目
・海外での国際会議におけるネットワーク教育利用事例の発表及び海外調査、研究のための出張依頼。
(5)この企画の立案の参考としたアイデア及び自主企画提案
なし