3.1 ネパールについて知ろう
ネパールについて詳しい人の話を聞いて,子どもたちは驚きの連続であったが,人々が一生懸命に生きている様子は伝わった。その後,ネパールに関して子どもたちが調べたテーマは国家的なことから生活にかかわることまでさまざまなものがあった。調べた事をお互いに発表していく中でネパールを支援しようという機運が盛り上がってきた。
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図1.集めた文房具の梱包
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図2.文房具を贈呈
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図3.ネパールの少女と授業
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図4.楽しく交流
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3.2 ネパールの小学校支援宣言!
子どもたちが集めた文房具は大きなダンボール2箱になった。
8月,この文房具と中古パソコンを持って6年生の担任3人がネパールを訪問した。
ネパールの首都カトマンズから1時間飛行機に乗り,さらに2日間ヒマラヤの山を歩いて,山間僻地のラクチュン村に到着した。
ラクチュン村の小学校でみんなが集めた文房具を手渡した。村をあげての子どもたちへの歓迎のメッセージをもらい,今後の交流を誓い合った。
また,臨時に日本語の授業を行い,明るいラクチュの子どもたちの笑顔も見ることができた。
さらに,ラクチュン村からカトマンズに戻 り,ホーリーガードン・スクールを訪問した。ここでは中古のノートパソコンを贈呈してインターネットでの交流を約束した。また,9
月にはキラン校長先生と小学生2名の来日の打ち合わせを行った。
3.3 ネパールの友達
9月16日,ネパールよりキラン校長先生と4年生のルジナさん,5年生のスザナさんの小学生2名が来日した。3人はホームスティ をしながら2週間,亀崎小学校に通った。
ネパールの小学生2名は6年生のクラスに入り同じように授業を受けた。最初は双方とも緊張していたようであったがすぐにフレンドリーになり,いろいろな方法でコミュニケーションを取り合い遊んでいた。
また,児童主催でお互いの文化を紹介し合う「文化交流会」を開催した。
日本からは,「祭囃子」「柔道」「日本舞踊」を披露した。ネパールからは「ネパリダンス」の披露があった。
キラン校長先生には,簡単な「ネパール語会話」の授業をしていただいた。さらに,多くの児童の心を打った「ストリートチルドレンについてのスピーチ」もしていただいた。
2週間がたちお別れの日,涙ぐみながらのさよならとなった。
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