(1)ねらい
小学校における英語活動の可能性,有効性を明らかにするとともに,来年度から本格的に実施される「総合的な学習の時間」を進める上での参考となる研究実践を行う。
英語活動を進めることによって,日本とは異なった文化,生き方等に接することができ,そのようなちがいを認め合える気持ちが児童に芽生える。また,外国の文化に触れることによって,日本独自の文化のよさを見直す機会にもなるものと考えられる。
それから,インターネットの利用により,正しい発音に触れる機会を多くするとともに,児童の情報収集・発信能力の育成を図る。
(2)利用場面
・外国の文化や日本の文化に関する情報収集
・英語の発音や英会話学習ができるホームページの活用
・E-mailによる情報交換
(3)インターネットの利用環境
本校は,文部科学省が進める「先進的教育用ネットワークモデル地域事業」のモデル校の指定(平成15年度末まで)を受けており,衛星を介していつでも自由にインターネットに接続できる環境にある。現在,視聴覚室にはサーバー機を含め21台のコンピュータ,図書室には図書管理用ソフトが稼働するコンピュータ1台,理科室に1台,職員室に2台のコンピュータが全て校内LANで結ばれている。
また,クラス担任一人でコンピュータを使った授業を進めることは難しい面もあるということから,コンピュータ操作に堪能な1名の保護者の方にITコーディネータとして勤務していただいている。この方は,T・Tという形で,担任とともに児童の指導にあたっていただくとともに,コンピュータの諸設定やトラブルへの対応,ネットワークの保守・管理等をしていただいている。
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