■主催した教育機関 |
・子どもたちの表現力が向上したこと。パソコンを使ったり、寸劇、ポスタークイズ、新聞等々など多様な表現方法を身につけ、しかも説得力のあるプレゼンテーションができた。
・テレビ会議で学校間の交流ができたこと。市内においては、本格的なテレビ会議は初めてのことであった。しかし、子どもたちは、お互いの発表をしっかり受け止め、情報を双方向でやりとりするという学習ができた。
・ものづくりの偉大さと環境への配慮に気づくことができたこと。近代的な工場において、利益追求だけでは企業が存続しないこと、環境や地域社会に貢献して初めて企業と言えるということを地域の企業人から肌を通して学習できた。 |
■授業実施者
(産業界講師)から |
・子どもたちの知識レベルを知ることに苦労した。私自身が子どもがどの程度まで算数や理科を勉強しているのか良くわからなかった。
・なぜ、この仕事(作業)が必要かをもっと掘り下げる工夫が必要。
・現物に触れることが大いに役立った。
・初めての経験で、コンピュータの活用など更に工夫すればより解りやすい授業ができると思う。
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■担任から |
・複数の指導教師がいる。
・講義学習で、予定した時間を過ぎても児童が集中して聞いていたのに驚いた。
・見学の効果としては、子供たちがいろんなものに自信をもって、後々継続的な学習ができるようになった。
・授業実施には、講師とのコミュニケーションが大事。
・同じ学年に複数クラスある規模の学校では、少人数に限定される今回のパターンは難しい。
・授業は講師と教師がサポートしあって実施することが望ましい。
・もっとテーマを絞り込んだほうが学習効果があがると思う。
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■生徒から |
(見学)
・道ぐのつかいかたや、どんなときつかうかということが分かりました。
・むかしはタルのままでしてあるのがわかった。たるが大きいりゆうが分かった。てんびんのことをしった。ふねではこんでいたことがわかった。
・いろいろな、おもしろい道具が、たくさんあったこと。しょう油づくりは、とても大変だということ。
・ほそい台の上にのぼったりしている時がおもしろかった。(高い所)
・昔の人がどんな風にしょう油を作っていたかが実際あったのでよかった。
(講義)
・和歌山が最初だったこと。龍野はとてもえらくて生き残った。戦後苦労してたこと。
・説明が分かりやすかったし、おもしろかった。よかったです!
・しょうゆをなめたこと。いろんなえいぞうがみれたこと。
・麹をさわったり、醤油のにおいをかいだりしてこと。
・麹菌が、パサパサしていた事です。私は、ベタベタしていると、始め、思っていましたから・・・。
(発表)
・こい口醤油とうす口醤油のいいところ
・龍野小のクイズがおもしろかった。
・しょうゆまんじゅうの作り方を初めてしった。
・たつの小学校の子と話ができたこと。
・げきで、しょう油をつくっていたことや道具をつくっていたところ
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■教育関係の立場から |
・子どもたちの質問の多さ、メモの多さが興味、関心の高さを物語っている。
・資料館での実物に触れながらの講師の説明には迫力があり、子どもたちは真剣に聞いていた。また、子どもたち一人一人が課題を明確に持って取り組んでいる姿勢がとても印象的であった。
・子どもたちの問題意識の高まりに、予定の時間が不足である。今後も講師の指導を得られる機会が望まれる。
・こうじに手をふれさせたり、淡口と濃口、鉄分を含んだ淡口の色の比較等感覚に訴えた授業がよかった。
・疑問に一つ一つ答えてもらい目標は達成されたと思う。
・パソコンの静止画面より動画面の方がより認知を深めるのではないか。
・講師さんが何とかして子どもたちに伝えようと努力している姿に感動した。
・まとめの発表において認知された情報がよく理解され、演技等を含めた形においても十分に表現されていた。
・グループウェアとしてまとめた事を定説に発表用資料として活用できた。
・発表より良いものをつくり出していく工夫がとても上手に表現されていた。
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