5・6時限目「自分だけの地図作り」 まとめ
以上のことから産業界の講師が行う授業の効用として、実際に現場に携わり、さまざまな技術やノウハウを持っている人から出てくる生の話は教科書にはない説得力と迫力があり、それが生徒に強い印象を与え、授業内容の理解の大きな手助けとなっていることがあげられる。また、実際の地図を使ってデータを処理するなど生徒自身が参加体験する形の授業で、ただ講義を聞くだけでは得られない成果があったと考えられる。それは授業後に行ったアンケートの結果で、8割以上の生徒が「授業が楽しかった」「先生の教え方がわかりやすかった」「先生の話を集中して聞けた」などほぼ全ての項目においてよい結果が得られている。
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