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Eスクエア・エボリューション


「Open School Platform」プロジェクト

本プロジェクトは、オープンソース・ソフトウェア(OSS)ベースのIT環境を学校現場にも導入し、OSSプラットフォームの教育現場への普及を促進させるため、実証実験等を通して機能面、性能面、保守運用面及びコスト面等から見たOSS環境の有効性及びOSSビジネスのサポート・モデルのあり方等を検証し、今後の普及展開に向けた方向性を示すことを目的としています。

平成18年度の事業

平成18年度の事業では、これまでの実証実験を通じて整理された、学校におけるOSSデスクトップ環境の導入、活用及び運用に向けた具体的成果を、「Open School Platform(OSP)パッケージ」として体系付け、公開します。それにより、教育現場におけるマルチプラットフォーム化と実用性の高いIT環境の整備を行い、IT活用教育を推進します。平成18年度の事業内容の詳細については、以下のポータルサイトをご覧ください。

OSPポータルサイト

OSPポータルサイトは、OSPプロジェクトに関する情報発信の他、学校教育現場に向けたオープンソースソフトウェア(OSS)の活用のための情報提供を目的として運営されています。 

 http://e2e.cec.or.jp/osp/

プロジェクト実践状況

平成18年度は継続の2プロジェクトを含め、以下の6プロジェクトを採択し、実施しました。
(実施対象地域をクリックすると各プロジェクトのホームページにリンクします。)

実施対象地域 申請者(企業・団体名)
岡山県総社市・倉敷市 株式会社 富士通岡山システムエンジニアリング
(前年度より継続)
京都府京田辺市 株式会社 内田洋行(前年度より継続)
宮城県仙台市 東北学院大学
茨城県神栖市・かすみがうら市・つくばみらい市 株式会社アドービジネスコンサルタント
千葉県柏市 株式会社 内田洋行
大分県大分市・豊後大野市 株式会社 アルファシステムズ

平成18年度「Open School Platform」プロジェクト公募要領

平成18年度「Open School Platform」プロジェクト公募結果

平成17年度の事業

平成17年度の事業では、教育現場でのIT化がマルチプラットフォームで進むことを獲得するための有効方策として、教育現場のIT環境やニーズを考慮し、オープンソースソフトウェア(OSS)の実用性、堅牢性、運用性やサポートモデル等について調査研究及び実証実験等を実施しました。

OSP調査研究報告書(PDF:2.6MB) OSP調査研究報告書(概要版)(PDF:970KB)OSP調査研究報告書(概要版) HTML版

クラスルームPC管理ソフトウェア関連


●クラスルームPC管理ソフトウェア改良版ソースコード
  Sun Java Desktop対応:        SRPM形式(109KB), RPM形式(116KB)
  Turbolinux 10 Desktop対応    SRPM形式(125KB), RPM形式(133KB)

クラスルームPC管理設定ガイドブックPDF形式(744KB) クラスルームPC管理運用ガイドブックPDF形式(2.7MB) クラスルームPC管理保守マニュアルPDF形式(81KB)
クラスルームPC管理ソフトウェアの概要につきましては以下を参照してください。
  http://www-06.ibm.com/jp/developerworks/trl/050531/j_trl-desktop.html


プロジェクト実践状況

平成17年度は以下の3プロジェクトを採択しました。
(実施対象地域をクリックすると各プロジェクトのホームページにリンクします。)

実施対象地域 申請者(企業・団体名)
岐阜県及び茨城県つくば市 株式会社 アルゴ21
京都府京田辺市 株式会社 内田洋行
岡山県総社市 株式会社 富士通岡山システムエンジニアリング

●岐阜県及びつくば市地域プロジェクト
岐阜県及び茨城県つくば市の9つの小中学校に合計370台のLinux PCを用いて、4700名以上の児童生徒が授業で利用する実証実験です。この2地域は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の平成16年度公募事業の実証実験からの継続であり、デスクトップOSS環境の定着と自立した運用管理の確立が主な目標です。

●京田辺市地域プロジェクト
京都府京田辺市の3つの小中学校において、リサイクルPCを含む合計210台のLinux PCを、1000名以上の児童生徒が授業で利用する。教育委員会自身によるリモートメンテナンスと訪問サポートを軸としたOSSデスクトップ環境の運用・サポートモデルの構築が主な目標です。

●総社市地域プロジェクト
岡山県総社市の3つの小中学校において、合計124台のLinux PCを、1000名以上の児童生徒が授業で利用する。数万の既存教育用デジタルコンテンツがOSSデスクトップ環境でも活用できることを検証し、また、シンクライアント型のOSSデスクトップ環境の運用性を評価することが主な目標です。