ネット社会の歩き方 実践研究報告書


戻る 次へ
目次へ 総目次へ

3.開発ソフトウェア

       以下のソフトウェアを開発した。

        ○学習ユニット
        ○電脳商店街
        ○学習指導資料
        ○オンライン文献集
        ○導入方法

       開発したソフトウェアは「ネット社会の歩き方」サイトに登録されている。


        「図−1 ソフトウェア関係図」

        「ネット社会の歩き方」トップページ

        「図−2 トップページ画面」

3.1 学習ユニット

       基本、応用として、14テーマ20個の学習ユニットで構成される。

       それぞれの学習ユニットはネット社会で発生しているトラブルやその発生原因をアニメション・ムービーで再現し、何故問題となるのか、そして問題が発生した後の対処方法について、学習することを目的とした教材。

       大きく3項目のカテゴリで構成される。

        ○インターネットの安全な利用
        ○情報モラル
        ○賢い消費者として

      「学習ユニットの目次画面」


        「図−3 学習ユニット目次画面」

      (1)インターネットの安全な利用

        <個人情報の保護−基本/応用>

           個人情報の保護についてその重要性に気づく。

           個人情報を守るための具体的な方策について知る。

           自分の個人情報を守るとともに他者の個人情報も尊重し保護する態度を育てる。

           アンケート画面での個人情報の入力やホームページ上での個人情報の掲載を扱う。

          「図−4 個人情報の保護−基本/応用画面」

        <チャットの危険性−基本/応用>

           チャットの危険性、チャットの便利さを知る。

           チャット上で個人情報を流すこと、みず知らずの人とのチャットの危険性を扱う。

          「図−5 チャットの危険性−基本/応用画面」

        <ウイルス−応用>

           ウイルスに関する正しい知識を身につけ、実際にどのような被害にあうのか知る。

           ウイルスを防ぎ、被害にあわないための方策を知る。

           ウイルスなどの不正行為を許さない心情と、マナーを守る態度を育てる。

          「図−6 ウイルス−応用画面」

      (2)情報モラル

        <誹謗中傷−基本/応用>

           自分のノートに悪口を書く行為とは全く違い、多くの人が見ることを知る。

           自分が発信した情報が他人の生活を脅かす可能性があることについて知る。

           ホームページへのいたずら書きや誹謗中傷を載せる行為について扱う。

          「図−7 誹謗中傷−基本/応用画面」

        <責任ある発信−基本/応用>

           ホームページは多くの人が見るので、内容には責任を持たなければいけないことを知る。

           ホームページへ無責任な情報や不確実な情報を掲載することを扱う。

          「図−8 責任ある発信−基本/応用画面」

        <知的所有権の保護−基本/応用>

           知的所有権とは何かについて知る。

           ホームページに掲載する著作物について、気を付けなければならない事柄を知る。

           発行済み著作物を無断でホームページに掲載すること、及び音楽データを公開されているホームページ上にアップロードする行為について扱う。

          「図−9 知的所有権の保護−基本/応用画面」

        <なりすまし−基本>

           パスワードの重要性と、その管理を怠った時に起こる問題点について知る。

           他人のIDとパスワードを利用したいたずら行為を扱う。

          「図−10 なりすまし−基本画面」

      (3)賢い消費者として

        <カードの不正利用−基本/応用>

           インターネットでカードを利用する上でのメリット・デメリットを知る。

           インターネットで自分のカードの番号が不正利用されないための対策について考える。

           クレジットカードついての注意点やインターネットショッピングについての便利さを扱う。

          「図−11 カードの不正利用−基本/応用画面」

        <雲隠れ−基本>

           ネット上の商取引の課題や実際の事例を知り、問題点に気づく。

           ネット上の個人売買や代金引換郵便の問題点について知る。

           ネット上の通信販売で騙されたり詐欺にあわないように、賢い消費者としての自覚と態度を育てる。

           個人間の取引での問題を扱う。

          「図−12 雲隠れ−基本画面」

        <マルチ・ネズミ講−応用>

           マルチ商法やネズミ講がどのようなものか理解し、誘われてもことわれるよう、知識を身に付ける。

           実際に被害が発生している勧誘メール(ネズミ講)を例に扱う。

          「図−13 マルチ・ネズミ講−応用画面」

        <海外接続ソフトのダウンロード−応用>

           インターネットのWebを使った悪徳業者の実態(手口)を知る。

           悪徳商法や業者にだまされないようにするにはどうしたらよいか考える。

           利用者が気づかずに海外へ接続されてしまうソフトについて扱う。

          「図−14 海外接続ソフトのダウンロード−応用画面」

        <賭博行為−応用>

           インターネットでは本人が気付かないうちに法律違反をする可能性があることを知る。

           インターネットを利用した賭博行為について扱う。

          「図―15 賭博行為−応用画面」

        <違法商品の個人輸入−応用>

           海外のオンラインショッピングサイトでは、日本の法律で輸入できない商品を扱っていることがあり、注文する場合の注意点を知る。

           輸入できない商品を注文した場合のケースを扱う。

          「図−16 違法商品の個人輸入−応用画面」

        <入力ミスによる発注−基本>

           オンラインショッピングを行う場合の注意点について考える。

           注文数量の入力ミスを扱う。

          「図−17 入力ミスによる発注−基本画面」

3.2 電脳商店街

       どの店舗に、どのような問題点があるのか、電子ショッピングの体験をとおして、気を付けること、被害に遭った場合の対処方法を学習することを目的とした教材。

       それぞれのショッピングサイトは、実際に発生している事例を参考にアニメーションで再現し、問題点の解説や対処方法を表示する。

       電脳商店街はサーバーアプリケーションプログラムであり、このプログラムをダウンロードし、学校内サーバーにインストール可能なファイルも準備した。

       当初、オークションも体験できるソフトウェアも開発することを予定していたが、その部分については、学習ユニットの「雲隠れ」という教材で扱うことにした。体験も重要であるが、先ずはどのようなことに注意しなければならないかを重点に学習すること、及び実際に発生している事例を紹介することでオークションの問題を理解し、あわせて便利さを学習することとした。

      「電脳商店街」マップ画面
      「図−18 電脳商店街マップ画面」

       それぞれの店舗の概要は以下のとおり。

      (1)水星電脳商店

         代金を受け取って、雲隠れということがある。表示項目の確認、前払い(銀行振込/郵便振替)や代金引換(郵便局/宅配便)などは信用できる店の場合にのみ利用することや、被害にあった場合の対処方法を知る。

         この店舗は商品が届かず、住所、電話番号などが表示されていない。

        「図−19 水星電脳商店画面」

      (2)金星ネットウオーク商店

         表示項目の確認、前払い(銀行振込/郵便振替)や代金引換(郵便局/宅配便)などは信用できる店で利用することや、偽ブランドなどの被害にあった場合の対処方法を知る。

         この店舗は届いたバッグが直ぐに壊れ、住所、電話番号などが表示されていない。

        「図−20 金星ネットウオーク商店画面」

      (3)火星オンラインショップ

         配達中の破損や、最初から壊れている商品を売る店も考えられるので、表示項目、支払い方法、返品条件などの確認をとおして対処方法を知る。

         支払い方法が少なく、多少問題ある店舗。

         返品条件で初期不良は修理・交換できると表示している。

         この店舗は壊れたパソコンが届く。返品条件を確認することや対処方法を学習する。

        「図−21 火星オンラインショップ画面」

      (4)木星商店

         注文時の入力ミスや業者のミスで、届いた数量が発注者の考えていたのと違っているケースがある。注文画面のハードコピーを残しておくことや、返品についての契約内容を確認することを知る。

         この店舗の注文画面では、プログラムで故意に注文数量を変えて表示する。生徒がそれに気付いて修正した場合、商品到着画面では生徒におほめの絵が表示され、気付かない場合、沢山の商品が届く。

         この店舗ではお客の注文ミスによる返品は受け付けないことを表示している。

        入力ミスを気が付かない場合
        「図−22 木星商店画面−1」

        入力ミスに気が付いた場合
        「図−23 木星商店画面−2」

      (5)土星百貨店

         遅滞無く納品できない場合、メールなどでそのことを連絡してくれる丁寧な業者の方が問題の発生は少ないことを知る。

         業者から納期遅れのメールが届く。

         問題ある店舗。返品条件が不備(手続き、返品費用、返品の制限や条件が明記されていない)

        「図−24 土星百貨店画面」

      (6)天王星オンライン商店

         信頼のできる業者の選び方を知る。また、電子ショッピングの便利さを知る。

         注文した商品は無事届く。

         信頼できる店舗であり、返品条件や納品条件が詳細に明記されている。

         電子ショッピングの便利さや楽しさを学習する。

        「図−25 天王星オンライン商店画面」

      (7)海王星サイバーショップ

         商品の延着に対しての対応方法を知る。

         4週間たって注文してあったパソコンが届くが、返品条件の表示が無い。

        「図−26 海王星サイバーショップ画面」

3.3 学習指導資料

     学習ユニット毎と、電脳商店街に対応した授業実践のための学習指導資料集であり、以下の項目がまとめられている。

    「学習指導資料集」目次画面
    「図−27 学習指導資料集目次画面」

    (1)学習ユニットの概要

     それぞれ学習ユニットの概要(学習の狙い)を説明。

    (2)個人情報の保護−基本/応用

     個人情報の保護について、指導意図、指導目標、代表的な授業展開例(一斉授業の例)、ワークシートを用意した。

    (3)チャットの危険性−基本/応用

     チャットの危険性について、指導意図、指導方法・概要、指導目標、学習展開例、学習プリントを用意した。

    (4)ウイルス−応用

     ウイルスについて、指導意図、指導目標、代表的な授業展開例(一斉授業の例)、ワークシート、関連リンク集を用意した。

    (5)誹謗中傷−基本

     誹謗中傷−基本に関連して、学習課題、代表的な授業展開、学習課題に関する学習ユニット以外の問題事例、問題事例が発生した際の教師や保護者サイドの対処法、問題解決法、学習課題に関するFAQ、学習課題に関するリンク集を用意した。

    (6)誹謗中傷−応用

     誹謗中傷−応用に関連して、学習課題、代表的な授業展開、学習課題に関する学習ユニット以外の問題事例、問題事例が発生した際の教師や保護者サイドの対処法、問題解決法、学習課題に関するFAQ、学習課題に関するリンク集を用意した。

    (7)責任ある発信−基本/応用

     責任ある発信について、目標、評価点、授業のポイントと展開(授業例)を用意した。

    (8)知的所有権の保護−基本

     知的所有権の保護−基本に関連して、指導意図、指導目標、指導方法・学習展開例を用意した。

    (9)知的所有権の保護−応用

     知的所有権の保護−応用に関連して、指導意図、指導目標、指導方法・学習展開例を用意した。

    (10)なりすまし−基本

     なりすましに関して、指導意図、指導目標、代表的な授業展開(一斉授業の例)、学習課題に関する学習ユニット以外の問題事例を用意した。

    (11)カードの不正利用−基本/応用

     カードの不正利用に関して、目標、評価点、授業のポイントと展開例を用意した。

    (12)雲隠れ−基本

     雲隠れに関して、指導意図、指導目標、代表的な授業展開例、ワークシートを用意した。

    (13)マルチ・ネズミ講−応用

     マルチ・ネズミ講に関して、授業展開での留意点、問題事例に遭遇したトラブル発生が予想される場合の相談先、参考となるURL、想定されるFAQを用意した。

    (14)海外ソフトのダウンロード−応用

     海外ソフトのダウンロードに関して、目標、評価点、授業のポイントと展開(授業例)、最近の事例URL集、小・中生向け討論課題例、中・高校生向け討論課題例を用意した。

    (15)違法商品の個人輸入

     違法商品の個人輸入に関して、目標、指導のねらい、評価、授業の展開例、参考URL、ワークシートを用意した。

    (16)入力ミスによる発注−基本

     入力ミスによる発注に関して、指導意図、指導目標、代表的な授業展開例(一斉授業の例)、関連URLを用意した。

    (17)電脳商店街

     それぞれの店舗毎に学習のねらいを説明。

    (18)電脳商店街(学習プリント)

     学習の動機付けのため、学習プリントを用意した。

    (19)電脳商店街(学習参考資料)

     それぞれの店舗毎に、学習のねらいやシナリオ、デザインについて説明。

3.4 オンライン文献集

       学習課題に関連するリンク集であり、URLアドレスとそのサイトの概要を説明した資料。

      オンライン文献集

      サイト名/URL

      内容

      ○メール引き受けサービス

      (i-ethics学校教育と情報倫理 K12インターネットと教育研究協議会)

      http://i-ethics.k12.gr.jp/hole.html

      不幸のメール、幸福のメール、気持ちの悪いメール、脅迫メールなどのチェーンメールを受け取った場合、そのメールを引き受けてくれるサイトです。

      i-ethicsワーキンググループが運営していますので学校教育現場で安心して利用できます。

      ○警視庁ハイテク犯罪対策総合センターの業務(警視庁ハイテク犯罪対策総合センター)

      http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/soudan/haiteku/haiteku1.htm 

      警視庁ハイテク犯罪対策総合センターの業務やネットワーク上の被害内容、相談窓口、情報提供コーナーが掲載されています。

      ○ネットワーク利用の悪質商法について(警察庁)

      http://www.npa.go.jp/safetylife/kankyo3/aku001.htm

      ネットワークを利用した悪質商法の解説や検挙状況、検挙事例、被害に遭わないための注意点、被害に遭った場合の対応方法が掲載されています。

      ○通信販売業における電子商取引のガイドライン(社団法人 日本通信販売協会)

      http://www.jadma.org/guid_mai/guidelin.html#1

      消費者が安心してインターネット・ショッピングが出来るよう、事業者が遵守すべき事柄について説明しています。

      ○通販110番(社団法人 日本通信販売協会)

      http://www.jadma.org/ost/%82%86re-t110_4j.html

      相談窓口があります。メールで相談できます。

      過去の相談事例も掲載されています。

      ○エクスローサービス提供会社(三和銀行・NEC情報サービス)

      http://www.s96.net/PR/index.html

      個人オークションで出品者と落札者の間に入り、商品とお金の流れを管理するサービスを提供しています。

      ○エクスローサービス提供会社(デジタルチェック社)

      http://www.auction-check.com/

      個人オークションで出品者と落札者の間に入り、商品とお金の流れを管理するサービスを提供しています。

      ○ビットキャッシュカードとは(ビットキャッシュ株式会社)

      http://www.bitcash.co.jp/about/index.html

      ビットキャッシュカードについて説明しています。

      ○ウエブマネーについて(ウエブマネー社)

      http://www.webmoney.ne.jp/first/index.html

      ウエブマネーの特徴を説明しています。

      ○インターネット使用上の注意(総務省)

      http://www.kids.mpt.go.jp/internet/caution/index.html

      コンピュータウイルスやネチケット、なりすましなどインターネットを使用する場合の注意点を通信白書for KidSのホームページに子供向けに解説しています。

      ○消費者相談内容(財団法人日本消費者協会)

      http://www1.sphere.ne.jp/jca-home/densi/keihatu.html

      電子商取引における消費者相談内容について、実際に発生したトラブル事例を紹介しています。

      ○やさしいEC入門(電子商取引推進協議会)

      http://www.ecom.or.jp/qecom/demo/index.html

      インターネットショッピングの仕組みやルール、電子決済について掲載しています。

      ○かしこい消費者となるために(電子商取引推進協議会)

      http://www.ecom.or.jp/qecom/consumer/top.htm

      インターネットショッピングの注意点、苦情や相談事例などを掲載しています。

      ○インターネットを利用する子供のためのルールとマナー集(電子ネットワーク協議会)

      http://www.enc.or.jp/enc/code/rule4child/a-menu.html

      教師・保護者向けに、インターネットを利用する子供のためのルールとマナー集として、法律に関わることや、電子メール、掲示板、チャット、WWW、オンライン・ショッピングなどを解説しています。

      ○インターネットを利用する子供のためのルールとマナー集(電子ネットワーク協議会)

      http://www.enc.or.jp/enc/code/rule4child/cha-menu2.html

      子供向けに、インターネットを利用する子供のためのルールとマナー集として、法律に関わることや、電子メール、掲示板、チャット、WWW、オンライン・ショッピングなどを解説しています。

      ○インターネットを利用する方のためのルール&マナー集(電子ネットワーク協議会)

      http://www.enc.or.jp/enc/code/rule/index.html

      インターネットを利用するうえで知っておくべきルールやマナーについて、解説しています。

      ○インターネットの苦情事例(社団法人テレコムサービス協会)

      http://www.telesa.or.jp/html/jirei/jirei_index_a.htm

      インターネットの苦情事例や対応状況について、掲載しています。

      ○インターネット自己防衛マニュアル(社団法人テレコムサービス協会)

      http://www.telesa.or.jp/html/990426.htm

      インターネットを利用した情報の発信や利用上のトラブルの事例と対策について掲載しています。

      ○WEB110

      http://web110.com/

      民間の非営利目的の組織が運営しているサイトです。インターネットに関するトラブル相談掲示板や防衛マニュアル、法律Q&A集、相談事例集が掲載されています。被害相談窓口もあります。

      ○消費者相談窓口(経済産業省)

      http://www.meti.go.jp/intro/consult/index.html

      インターネットを利用した物資(商品)、役務(サービス)、消費者取引に関する消費者のトラブルの相談ができます。

      ○ネチケットホームページ(千葉学芸高等学校)

      http://www.cgh.ed.jp/netiquette/

      ネチケット・ガイドライン日本語版、Webエチケット、インターネット用語解説、WWWのリンクについて、情報モラル教材データベースなど、ネットワークエチケットに関連する情報が掲載されています。

      ○インターネット利用上の注意(教育ソフト開発・利用促進センター)

      http://www.cec.or.jp/es/kyouiku/internet/caution/caution.html

      インターネットに関連して、利用上の注意、電子メール、メーリングリスト、WWW、ネットニュースなどを掲載しています。

      ○教師のために著作権Q&A(社団法人日本教育工学振興会)

      http://www.japet.or.jp/ideaqa/index.html

      教師のために著作権について、Q&A形式で掲載しています。

      ○著作権Q&Aシリーズ(社団法人著作権情報センター)

      http://www.cric.or.jp/qa/qa.html

      「著作権とは何か?」から、著作権に関する疑問をQ&A形式で説明しています。

      著作権相談室(著作権テレホンガイド)もあります。

      ○電子メールで失敗したときに読む資料(柏インターネットユニオン)

      http://www.kiu.ad.jp/tech/reference/kiu003/kiu003.html

      電子メールを使用する場合のマナーやトラブルの対処法、電子メールの仕組みについて説明しています。

      ○サイバーネチケットコミック(DisneyOnline)

      http://www.disney.co.jp/cybernetiquette/

      アニメーションやクイズを用いて、チャットの注意点やウイルス、チェーンレターなどネットワーク・エチケットについてコミックで掲載されています。

      ○音楽著作権FAQ(ネットワーク音楽著作権普及・啓発プロジェクト)

      http://www.music-copyright.gr.jp/faq/us.html

      日本音楽著作権協会、日本レコード協会などが共同で発足させたプロジェクトであり、音楽著作権の解説、音楽ファイルの正しい利用方法をFAQ形式で解説しています。

      ○インターネット利用の手引き(財団法人コンピュータ教育開発センター Eスクエア・プロジェクト)

      http://www.cec.or.jp/es/E-square/inet/gidtebiki.html

      インターネット活用ガイドブック、モラル、セキュリティについて掲載しています。

      ○著作権資料(社団法人日本音楽著作権協会)

      http://www.jasrac.or.jp/jhp/siryo.htm

      著作権法などについて、掲載しています。

      ○相談事例(国民生活センター)

      http://www.kokusen.go.jp/soudan/jirei/index.html

      相談コーナーに寄せられた苦情事例について、解決のためのチェックポイントなどを掲載しています。

      ○消費生活センター相談窓口(国民生活センター)

      http://www.kokusen.go.jp/soudan/map/index.html

      各地の相談窓口の電話番号が掲載されています。

3.5 導入方法

       作成した教材を自由に利活用できるよう、以下の2種類の資料を用意した。

        ○教材のダウンロード方法

           学習ユニット、体験ソフトウェア(電脳商店街)をダウンロードするページ、及びダウンロードした後のインストール方法を説明した資料。

        ○ご利用上の注意

           ソフトウェア使用許諾、留意事項、サポート、免責事項などを説明した資料。

      3.5.1 教材のダウンロード方法

        以下の方法で可能とした。
        学習ユニット、電脳商店街のダウンロードができます。
        それぞれ、自己解凍LHA形式で圧縮されています。
        クリックしてダウンロード後、解凍してご利用ください。
        電脳商店街はreadme.txtの内容に従って、プログラムをサーバーにインストールしてください。
         尚、ダウンロードされた場合、担当者のメールアドレス、組織名称、ダウンロードした教材名、利用した感想をメール(webmaster@net-walking.net)でいただければ幸いです。内容の充実のため参考にさせていただきます。

        教材名

        内容

        学習ユニット(v1.03)
        (gaku-unit-v03.exe)

        解凍すると\gaku-unit-v03\に展開されます。
        index.html が学習ユニットの目次画面です。
        目次画面から、それぞれの学習ユニットを表示する事が可能です。
        圧縮ファイルサイズ=2.1MB
        解凍後のファイルサイズ=3MB

        電脳商店街(v1.03)
        (denno-v03.exe)

        解凍すると、\denno-v03\ に展開されます。
        展開した後、サーバー側にプログラムを登録する必要があります。
        詳細は\denno-v03\の readme.txt で説明されておりますので、そちらをお読みください。
        圧縮ファイルサイズ=1.5MB
        解凍後のファイルサイズ=2.3MB


         <電脳商店街に関連した、\denno-v03\readme.txtの内容>

        ダウンロードした電脳商店街プログラムをUNIX(Linux)サーバにインストールする方法を説明する。


        1.ダウンロードファイルの解凍
            ダウンロードしたファイルを解凍すると次の様なファイル構成に展開されます。

             # (dir)はディレクトリということです。
             # [755]の数値はパーミッション値です。

          denno-V03/ ←(dir)
          ├docs/ ←(dir) #<= $base_dir
          │ ├index.html
          │ ├yougo.html
          │ ├image/
          │ │ ├top1/gif
          │ │ ├top2/gif
          │ │ ├top3/gif
          │ ├shop1/ ←(dir) #<= $shop_base
          │ │ ├image/ ←(dir)
          │ │ │ ├####.gif
          │ │ │ ├####.gif
          │ │ │
          │ │ ├####.html
          │ │ ├####.html
          │ │
          │ ├shop2/ ←(dir) #<= $shop_base
          │ │ ├以下同様
          │ │
          │ ├shop3/ ←(dir) #<= $shop_base
          │ │ ├以下同様
          │ │
          │ ├shop4/ ←(dir) #<= $shop_base
          │ │ ├以下同様
          │ │
          │ ├shop5/ ←(dir) #<= $shop_base
          │ │ ├以下同様
          │ │
          │ ├shop6/ ←(dir) #<= $shop_base
          │ │ ├以下同様
          │ │
          │ └shop7/ ←(dir) #<= $shop_base
          │ ├以下同様

          ├ cgi-bin/ ←(dir)
          │ ├shop1.cgi [755]
          │ ├shop2.cgi [755]
          │ ├shop3.cgi [755]
          │ ├shop4.cgi [755]
          │ ├shop5.cgi [755]
          │ ├shop6.cgi [755]
          │ ├shop7.cgi [755]
          │ └shop_subs.pl
          └ readme.txt 本テキストファイル

        2.Webサーバへのインストール
          a. Webサーバーのドキュメントルート配下にdenno-v03フォルダを作成
          b. 解凍されたdocsフォルダのindex.html、yougo.html、そしてimageからshop7のフォルダをa.で作成したdenno-v03のフォルダにコピー
          c. WebサーバーのCGIディレクトリ配下にdenno-v03フォルダを作成
          d. 解凍されたcgi-binフォルダのshop_subs.pl、shop1.cgi〜shop7.cgiをc.で作成したdenno-v03のフォルダにコピーして下さい。
           Webサーバーは以下の様にファイルが作成されたならば、OKです。

          ├docs/           *docsはドキュメントルートのディレクトリ名
          │ ├denno-v03/
          │     ├index.html
          │     ├yougo.html
          │     ├image/
          │     ├/shop1/
          │     ├ 
          │     └/shop7/
          └cgi-bin/          *cgi-bunはCGIディレクトリ名
           ├denno-v03/
               ├shop_subs.pl
               ├shop1.cgi
               ├
               └shop7.cgi

          (注意)Perlのバージョンは5以上です。


        3.以下、/denno-v03/を変更する場合の修正作業です。
          このままで良い場合は修正する必要がありません。

          (1)shop1〜7.cgiを修正
             以下の3ステーメントを修正してください。
            a.#!/usr/local/bin/perlステートメント

              先頭(1行目)のPerlのパスを設置先に合わせて書き直して下さい。

            b.require 'jcode.pl'ステートメント

             jcode.pl の最新版入手先: ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/IIJ/dist/utashiro/perl/

             jcode.plを入手して、設置した場所に合わせて、パスを変更して下さい。

            c.$base_dir = '/denno-v03/';ステートメント

             上の構成の“#<= $base_dir”のパスを書いて下さい。

             $shop_base = '/denno-v03/shop1/'; (←shop1.cgi)
             $shop_base = '/denno-v03/shop2/'; (←shop2.cgi)
             $shop_base = '/denno-v03/shop3/'; (←shop3.cgi)
             $shop_base = '/denno-v03/shop4/'; (←shop4.cgi)
             $shop_base = '/denno-v03/shop5/'; (←shop5.cgi)
             $shop_base = '/denno-v03/shop6/'; (←shop6.cgi)
             $shop_base = '/denno-v03/shop7/'; (←shop7.cgi)

          (2)以下のリンクを修正して下さい。
            a.電脳商店街トップページ(/docs/内のindex.html)から各ショップへのリンク
            b.各ショップの到着画面(denno-v03/shop*内のtoutyaku.html)から“このお店のトップ”ボタンのリンク
            c.各ショップの解説画面(denno-v03/shop*内のkaisetu.html)から“このお店のトップ”ボタンのリンク


      3.5.2 利用上の注意

          教材を利用する場合の注意点を説明する。

        (1)ソフトウェア使用許諾

          ●著作権 2001(c)IPA、CEC Eスクエア・プロジェクト「ネット社会の歩き方」

             当サイトに掲載されているソフトウェア(学習ユニット、電脳商店街)や学習指導資料などの著作権は情報処理振興事業協会(IPA)、財団法人コンピュータ教育開発センター(CEC)にあります。

          ●ダウンロード・フリー

             当サイトに掲載されているソフトウェアは、オンラインでの閲覧・使用のほか、ダウンロードして複製利用してもかまいません。詳細は「教材のダウンロード方法」をお読みください。

          ●使用許諾条件

            a.引用・リンクについては、許可の請求や連絡無く行うことができますが、原典の出所またはURI(URL)を明示してください。

            b.下記の場合、複製を、許可・連絡無く行うことを許諾します。

            • 学校における教育の目的に使用し、原典の出所を明示する場合。

            • その他の非営利の目的に使用し、原典の出所を明示する場合。

            • 教育・研修を目的とする事業に使用し、原典の出所を明示する場合。

              1. 原典の出所の表示方法:
                <例>出典:IPA、CEC Eスクエア・プロジェクト「ネット社会の歩き方」

            c.下記の場合に、当サイトの内容の全部または一部を複製・転載・加工(改変)を行うことは許諾しません。

            • インターネットなどによる公衆送信(学校内のイントラネットにおける複製再配布は除外)

            • 賃貸業務、販売業務などの営利目的の事業

            • その他不正な目的での使用

        (2)学校教育現場でのご利用に際しての留意事項

          ●教科との対応について

             当サイトのテーマは、インターネットの利活用が学校のみならず家庭でも急速に普及し、かつ、携帯電話など端末の多様化が進行する現状を踏まえて、生活安全教育(消費者教育)やネットワークモラル教育を行うものであり、扱う内容は必ずしも現行の学習指導要領には準じていない内容となっております。

          ●教材の内容について

             当サイトは、開発主旨において、電子商取引などの生活を豊かにする社会サービスについて賢い利用者・賢い消費者を育成することで、これらの社会サービスが健全に発展し、利活用が進むことを意図しております。

             生活安全教育の観点から消費者保護の立場での内容が中心となりがちだが、同時にプラス面についても扱っておりますので、教育学習の場面におきましても、マイナスの面だけでなくプラス面についてもバランスよく扱うようにお願いいたします。また、もし、教材内容についてお気づきの点があれば、当事務局までご連絡をお願いいたします。

        (3)ソフトウエア利用におけるサポートについて

          ソフトウェアの利用に伴う問い合わせは、原則としてお断り申し上げます。 ただし、学校教育現場でのご利用に当たって、可能な範囲でのサポートは行う予定です。ご不明な点がありましたら当事務局へ電子メールでご連絡をお願いいたします。

        (4)免責事項

          当サイトのソフトウェアに関して、個々のコンピュータシステム環境上での動作については保証しておりません。
          当サイトのソフトウェアにより使用者に直接または間接的障害が生じても、当事務局はいかなる責任も負わないものとし、補償などは行わないものとします。
          当サイトのソフトウェアに不備があっても、訂正する義務は負わないものとします。
          当サイトのソフトウェアは平成13年1月時点で作成されたものであり、以下で示す環境、情勢の変化については内容、動作ともに保証しておりません。
           インターネット関連技術、ソフトウェアの内容に関連する法律、ネット社会でのマナー、ルール等



Eスクエア プロジェクト ホームページへ