(1)教育実践活動名
「さくら活動」
(2)関係教科名
社会科
(3)活動内容の概要
自分たちの田んぼの稲作りを通して,田んぼを中心とした地域の環境を調査する。調査結果は,ホームページ上に生き物図鑑としてまとめる。また,調査結果を交流校と掲示板やメールで伝え合うことを通して,互いの地域の環境についての考えを深めていく。
2学期以降は,環境に優しい農業は可能かという視点で,活動を行う。本活動を通して情報の収集・加工伝達・発信といった情報教育の実践力の育成を図っていく。また,テレビ・本・人・インターネット等多様なメディアを利用しながら活動を展開する。
(4)教育効果・成果等
・ 田んぼを取り巻く環境問題について自ら課題を見付け,自分なりに考え追求する力が育った。
・ 稲作や環境に関する情報を自分なりの方法で収集し,分かりやすくまとめ,交流相手に分かりやすく伝える力が育った。
・ 生き物図鑑を作成することで,田んぼが多様な生き物を支えていることに知り,環境と農業の関係について考えることができた。
(5)対象学年・人数
小学校5年生 51人
(6)実施期間
4月〜3月(生き物調査は,4〜10月まで)
(7)利用施設・設備・メディア等
パソコン29台,校内LAN,デジカメ10台,デジタルビデオ3台,カラーレーザープリンター1台,ADSL回線によるインターネット接続(128kbps),電子掲示板,ホームページ,スキャナー2台,ファックス,図鑑等の書籍,テレビ番組,電話。
(8)協働機関・協力者等
・ 地域住民
・ 水原地区「メダカの楽耕」校長 池田 本八さん
・ 安塚町 菱ヶ岳グリーンパークキャンプ場
・ 新井市 ホタルの里 猪野山
・ 板倉町立豊原小学校
・ 上越教育大学助教授 濁川 明男先生
(9)スケジュール
詳細は,指導計画案参照。
5月上旬・・・田植え
5月中旬・・・地域の田んぼ環境調査
5月下旬・・・学校田の環境調査
6月中旬・・・ホタル観察会(新井市猪野山)
6月下旬・・・メダカいる田んぼ調査(新井市水原)
7月上旬・・・棚田調査(安塚町)
9月 ・・・生き物図鑑完成
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