1 教育実践活動名
「野中で食べられるもの全部部食べちゃえ〜大作戦!」
以下3つは,「こめのくに」の協同テーマとして実践。
1) 稲の生長記録を作ろう!
2) 温度データからコシヒカリのうまさを探れ!
3) 米の食味検定をしてみよう!
2 関係教科名
・ 社会科
・ 理科
・ 学級活動
3 活動内容の概要
地域で食べられるものを観察・調査をして,オリジナル料理を作る。また,保護者全員が農家ということもあり,「米」を扱った学習は,家の田んぼと学校で協力いただいた田んぼとの比較をしてまとめる。そのために,ライブカメラを利用して生長記録をとり続けホームページで公開する。さらに,自動温度記録装置を利用し田んぼの水温と気温を計り,お米の味との関連性を考えていきたい。
また,できるだけ多くの食物を採取し,オリジナル料理を作ることを通して,自然の恵みを実感したり,環境について考えたりしていく。
そして,複式校として同中学校区の小学校と交流を図り,友達を多く作ることも目的とする。
4 教育効果・成果等
・ 長期間の継続観察を通して,観察力が高まった。そのことによって,先を見通した活動ができるようになった。
・ 「料理」が目的になることで,自分で判断し,行動していこうとする力が育った。
・ 「米」を見つめていくことで,お家の人の努力や苦労をあらためて感じ,家庭における自分の役割を再確認することができた。また,自分専用の田んぼをお家の人から譲り受け観察そして世話をし続けた。家族での取り組みができた。
・ メールを利用した情報交換や,直接交流などを通して,同中学校区の友達を多くつくることができた。
・ 異学年合同学習により,上学年と下学年の関わり合いがより一層強まり,信頼関係を確固たる物にできた。
・ 交流を通して,相手を意識した学習過程が,個々の表現力を向上することができた。
5 対象学年・人数
複式校であることから,異学年合同学習を展開。
・ 小学校4年生(2名) 小学校5年生(2名) 小学校6年生(3名) 計7名
(1年生,3年生は不在。2年生は5名。)
6 実施期間
・ 4月〜2月
7 利用施設・設備・メディア等
・ パソコン8台 校内LAN,デジカメ7台,一眼レフカメラ1台,デジタルビデオ1台,8mmビデオ1台(ライブカメラ用),ISDN回線によるインターネット接続,ホームページ,スキャナー1台,図鑑,電話,MD,自動温度記録装置。
8 協働機関・協力者等
・ 地区のみなさん(保護者含む)
・ 調理員さん,用務員さん。
・ 理科センターの先生
・ 十日町市立馬場小学校5年生のみなさん
・ 静岡県引佐町立久留女木小学校のみなさん
・ 「こめのくに」ホームページ
9 スケージュール
・ 詳細は,指導計画を参照(別紙1)
4月から5月上旬 ……… 田んぼの雪解け観察,食物採取
5月下旬〜6月上旬 …… 田植え,食物採取
6月中旬〜10月中旬 … 田んぼ観察,食物採取
10月下旬 ……………… 稲刈り,食物採取
11月 …………………… オリジナル料理を作る
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