E-Square ProjectEスクエア・プロジェクトホームページへ 平成13年度 成果報告書
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ア・ラ・カルト方式による学社協働「こめのくに」

7.成果とまとめ
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7.1 成果

 本プロジェクトによる教育実践研究の成果は,以下である。
(1) 学社協働体を形成して地域の特色および専門性を活かした学校教育用Web教材「こめのくに」を企画制作のうえ公開した。
(2) 参加校において稲作と地域に関わる総合学習あるいは社会科を中心とする指導計画の実状に即して組み込み,学校実践テーマを実施した。
(3) 連携する学校実践テーマでは,取りまとめ校により他校への参加協力要請が行われ,プロジェクトの拡大がはかられた。
(4) 学校教育用Web教材と学校教育用メールマガジンの併用によりPush & Pull型の学習情報提供を行った。
(5) 学校実践テーマとして当初企画されていなかった博物館による出前講座「ペーパークラフトで新田開発を学ぼう」は,博物館の出前講座実施の意向を,学社協働体を介し講座内容で取り扱われている地域の学校での出前講座として企画実施されたテーマである。このように学社協働体は,新規の教育実践活動を生み出す要素を十分持っていることが立証された。

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7.2 まとめ

 本プロジェクトは,学社協働体が策定する学校実践テーマという実践案を学校教育現場へ提供するとともに,学校教育用Web教材「こめのくに」を,学社協働体で取材する企画特集と参加校が実施する学校実践テーマの成果をもって制作したが,今後も学社協働の活動を維持継続し,さらに必要とされる学習情報を検討して,企画特集として取材制作のうえ追加更新するとともに,新規策定あるいは改訂した学校実践テーマを公開して,課題の進展に対応する学校教育用Web教材として,その醸成をはかる。

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