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高知県丸亀市立郡家小学校実践レポート

概要

 開催日時:平成25年8月22日 13:30〜16:30
 講師:鳥取県岩美町立岩美中学校 教諭 岩崎 有朋氏
     千葉県柏市立中原小学校  校長 西田 光昭氏
 実施モジュール:A−1 理論概説
            C−3 ブレーンストーミング+KJ法
 目的:本校の現職教育の研究主題は、「伝え合い 響き合い ぐんぐん伸びる郡家っ子の育成」である。具体的には、児童の思考力・表現力の育成を中心に研究を進めている。しかし、ICTの活用やコミュニケーション力の育成には、まだ手探りの状態である。本研修が今後の郡家小の研究に大いに役立つと考え、申請することとした。
 参加人数:教職員 37名

研修の流れ

1.「21世紀型コミュニケーション力の育成」の概要について、岩崎
  先生の講義

  2.コミュニケーションツール「ブレーンストーミング+KJ法」
    概要説明

    少人数のグループで意見を出し合いながら、その意見を出し合う
    ことでさらに新しい考えを引き出す方法です。
    最後に、テーマに対する見解の概要をまとめます。

    「ブレーンストーミング」を使い、「コミュニケーション力を伸ばす
    ための具体的な授業場面」というテーマでディスカッション。

    ・ブレーンストーミングで出たそれぞれの意見を、KJ法で似た
      意見をグループ化し、まとめていきます。

  グループごとに、まとまった意見を発表してもらいます。

講師からのコメント

研修中盤からの「コミュニケーション力を伸ばすための具合的な授業場面」というテーマでのディスカッションでは、学年ごとのまとまりで行ったが、若手、ベテランを問わず様々な切り口でアイデアが出された。この活動自体が子どもたちの議論の場面と重なり、どのような負荷で話し合いが行われているのかが先生方には体験的に感じていただけたと思う。  ブレスト+KJと2つの手法を使ったが、普段から先生方はこんな授業がしたいという思いを持っていて、それを共有できるいい機会になった。あとは、校内で構えた研修ではなく、その人の実践に見合った実践にしていくために、教員集団が職員室でミニ研修や小さな集団での検討会などを開いていくと、学び合う教員集団として今以上に高まりがあると期待できる。

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