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宮城県鳴子地域実践レポート

概要

 開催日時:平成25年8月22日 13:00〜16:00
 講師:宮城県大崎市立鬼首小学校 教頭 成瀬 啓氏
     千葉県船橋市立小栗小学校 校長 久保 昌也氏
 実施モジュール:A−1 概要解説
            C−2 ブレーンストーミング+KJ法
 目的:「鳴子地域小中学校授業力向上研修会(ICT活用研修会)」において、これからの子どもたちに必要とされる21世紀型
     コミュニケーション力について学ぶ。
 参加人数:教職員 34名

研修の流れ

  1.概要解説
    「21世紀型コミュニケーション力の育成」概要説明


  2.ブレーンストーミング
    「児童・生徒にコミュニケーション力をつけるためには、どのような
    授業を行えばよいか」をテーマに、ブレーンストーミングで自分の
    意見を付箋に書き出します。

    1回の発表で、意見を1つ出します。

  3.KJ法
    ブレーンストーミングで出た付箋に書かれた意見を、内容等でグ
    ループ化し、整序し、問題解決の筋道を明らかにしていきます。

    グループでまとめた意見を発表していただきました。


講師からのコメント

本研修は,「大崎市鳴子地域小中学校授業力向上研修会」として,@普通教室におけるICT機器の効果的な指導方法を探る,A「21世紀型コミュニケーション力」について理解し,授業のあり方を探るというねらいのもと行った。  研修は,研修@講話「ICT活用で広がる学び」,研修A「各ICT機器の実技研修」,研修B「21世紀型コミュニケーション力育成ワークショップ」の3部構成で行った。  21世紀型コミュニケーション力ワークショップでは,理論解説とともにモデル授業を視聴し,「21世紀型コミュニケーション力」の概要と,その授業の具体を学んだ。その後,ブレーンストーミング+KJ法により,「21世紀型コミュニケーション力を付けるための授業を考えよう」というテーマで,授業作りワークショップを行った。低・中・高・特別支援毎にグループを作り,それぞれのクラスの実態をもとに,2学期からすぐ始めることができるような手立てや,各教科の授業等,バラエティに富むものができあがった。山間の小さな学校が多い地域のため,日常からコミュニケーション力不足を感じている先生方が多く,共通の課題意識のもとに,授業作りを行うことができた。2学期からの実践に期待が持てるものであった。  

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