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■授業の成果
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インターネットの犯罪など影の部分に対して、情報モラルの考え方の第一歩になったと思われる。授業中に具体的な犯罪の手口や、検挙による罪の重さなどの説明時には、非常に真摯なまなざしで話を聞いてくれていた。
ウイルスによる感染の様子や他のパソコンに侵入する様子を見て、驚きながらも危険性やそれに対する対応策について興味を持って学習してくれた。 |
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■授業実施環境 |
H/W |
生徒1人1台のPC、インターネット環境 講師のデモンストレーション
ノート PC 1台 講師のプレゼンテーション PC
1台(既存) |
S/W |
Windows(R) XP(推奨) |
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*他のWindows(R) OSの場合は生徒の実習はなく、講師によるデモとなる。 |
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■使用機材 |
教材1 |
講師用PPT |
教材仕様 |
Microsoft(R) Office PowerPoint(R)スライド50枚 |
内容 |
授業はPPTメインで行う。授業用のスライド。 ・より身近なインターネット ・君は大丈夫? ・事故事例と背景 ・ウイルスの仕組みとターゲット ・ウイルスが出来あがるまで |
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教材2 |
生徒用配布資料 |
教材仕様 |
A4 用紙紙50枚×生徒分コピー |
内容 |
教材1の内容をA4の配布資料にする。 教材1のPPTをメインに作成するが生徒に記入させるためにメモ欄あり |
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教材3 |
シミュレーションソフト |
教材仕様 |
コンピュータプログラム |
内容 |
脆弱性を悪用した擬似攻撃プログラム トロイの木馬 フィッシング 他のPCへの攻撃ツールなど |
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■授業協力メンバー |
授業実施責任者 |
セキュリティ レスポンス チーム
セキュリティ レスポンス マネージャ
奥天 陽司 |
授業実施担当者 | セキュリティ レスポンス チーム
セキュリティ スペシャリスト
山崎 雅樹 |
授業実施担当者 |
セキュリティ レスポンス チーム
セキュリティ スペシャリスト
佐々 吉弘 |
資料写真撮影 |
教育プログラム推進部
祖山 美晴 |
資料ビデオ撮影 |
OutPlanet-TV
白石・近藤 |
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■授業の感想 |
授業実施者
授業時間が45分と短かったが、集中した授業になった。
デモンストレーションを解説の合間に入れたことで、興味の持続が可能となり、結果として生徒の理解度の促進となった。
担任の先生
現場の教師からすればとてもスローな展開で、じっくりと言い聞かせるような語り口にとても参考になる点が多かった。
100の知識のうち10をわかりやすく教えることの効果を学びました。
生徒
ウイルスに感染したときのデモが実際に見れてよかった。
実践もいいけれど話を聞くのもよいと思いました。
いつもの授業と違った雰囲気の中で新しい知識が学べたところがよかったです。
しっかりと準備が整っており、スムーズでわかりやすかった。
授業情報提供者
人数が少なかったからか皆が集中して授業を聞いていた。
講師もだいぶ慣れてきたようだ。
一人パソコンに詳しい女子生徒がおり、講師の発問にも積極的に答えてくれ、いい雰囲気ができていた。
前回のアドバイス通り、授業→演習のサイクルを短くして生徒の興味を保つようにした。
時間の関係でクロスワードパズルは先生に実施頂く事とした。
オブザーバ
専門家と高校生の差は大きいなと感じました。ウイルスやトロイの木馬の例は、少しの知識があれば作れるということは分かっていても、教材化するためには心理的に大きな壁があると思います。それを取り払うために企業の方に努力していただければいいのかなと思いました。
セキュリティ対策というのは生徒に理解しづらい内容だが、デモを通し身近に感じられたのではないでしょうか。
ウイルスのデモ等を実際に見せていただけたことがよかったと思います。
企業からの講師による授業でよいのは、生徒だけでなく教師も学ぶことができるところだと思います。
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