HOMEICT支援員の養成に関する調査研究


ICT支援員の養成に関する調査研究

目的

  教育の情報化を進める中で、教員のICT活用指導能力の向上、授業におけるICT活用のためには、教員が困ったときに相談ができ、 安心して指導に当たることのできる環境づくりが重要であるとされる。「ICT支援員の養成に関する調査研究委員会」では、ICT支援員が 身につけるべき資質能力を明確化し、ICT支援員が自らの目標を目指す際の指針を示すことが重要と考え、調査研究を行う。

平成25年度ICT支援員の養成に関する調査研究 委員会について

 ICT支援員の養成に関する調査研究、委員会を今年度も継続して活動致します。今年度の活動は、昨年度開発した「ICT支援員自己評価ルーブリック」の解説資料を作成することで、ICT支援員自らレベルアップするための環境を整備し、ICT支援員を育成する立場の方々をもサポートしようと計画しています。
 今年度の委員会のメンバーは、新たに二名の委員に参加頂き。以下のようになっています。(敬称略)

No. 委嘱名 氏名 所属
1 委員長 南部 昌敏 上越教育大学
名誉教授
2 委員 石野 正彦 上越教育大学
学校教育実践研究センター 教授
3 委員 稲垣 忠 東北学院大学大学院
人間情報学研究科 准教授
4 委員 加藤 直樹 岐阜大学 総合情報メディアセンター センター長
情報メディア開発研究部門 教授
5 委員 清水 雅之 上越教育大学
学校教育実践研究センター 特任准教授
6 委員 村松 祐子 富士通株式会社
パブリックリレーションズ本部 担当課長
7 委員 小柳 博崇 株式会社ベネッセコーポレーション
小中学校事業部 営業統括責任者
8 委員 小犬丸 郁夫 株式会社ベネッセコーポレーション
小中学校事業部 課長


平成25年度活動の成果物1 「ICT支援員 ルーブリック」について

 平成24年度作成した「ICT支援員自己評価ルーブリック」に対して、教育の情報化及び情報教育の推進に積極的に取り組んでいる専門家による評価を取り入れ、 平成25年度版「ICT支援員 ルーブリック」をあたらしく作成しました。
 ICT支援員自身が、このルーブリックを用いて自らの資質能力のステージを確認し、目標を設定する、さらにその後の研修受講や業務経験を積むことで、 より高いステージに到達したことをことを確認する、という利用のコンセプトは変わっていません。
 以下のリンクから、「ICT支援員 ルーブリック」がダウンロードできます。具体的に内容をご覧頂き、是非ご利用下さい。

  (ダウンロード)
  「ICT支援員 ルーブリック」:A4×横2頁
  「ICT支援員 ルーブリック」:A3×縦1頁

※平成25年度版「ICT支援員 ルーブリック」掲載を契機に、平成24年度版「ICT支援員自己評価ルーブリック」掲載は中止しました。


平成25年度活動の成果物2 「ICT支援員 ハンドブック」について

 平成25年度活動の成果物として、もうひとつ、「ICT支援員 ハンドブック」を作成しました。
 「ICT支援員 ハンドブック」には、「ICT支援員 ルーブリック」の分類にそって、資質能力の説明や関連資料を提示し、またそれらを習得するための研修方法などを掲載しています。 ICT支援員の方々が個々に自己学習するときの参考資料として、同じICT支援員同士が集まったときの集合研修のテキストとして有効に利用して頂けたら幸いです。

 以下のリンクから、「ICT支援員 ハンドブック」がダウンロードできます。PDFファイルは印刷してテキストに、Wordファイルは加工してオリジナルの研修資料作成に是非ご利用下さい。

  (ダウンロード)
  「ICT支援員 ハンドブック」PDFデータ
  「ICT支援員 ハンドブック」加工編集用データ




平成24年度ICT支援員の養成に関する調査研究 委員会について

 平成24年度事業ICT支援員の養成に関する調査研究、委員会のメンバーは以下の通りです。(敬称略)

No. 委嘱名 氏名 所属
1 委員長 南部 昌敏 上越教育大学
大学院学校教育研究科 教授
2 委員 石野 正彦 上越教育大学
学校教育実践研究センター 教授
3 委員 稲垣 忠 東北学院大学大学院
人間情報学研究科 准教授
4 委員 村松 祐子 富士通株式会社
パブリックリレーションズ本部 担当課長
5 委員 小柳 博崇 株式会社ベネッセコーポレーション
小中学校事業部 営業統括責任者
6 委員 小犬丸 郁夫 株式会社ベネッセコーポレーション
小中学校事業部 課長

平成24年度活動の成果物 「ICT支援員自己評価ルーブリック」について

 平成24年度事業の一環として「ICT支援員自己評価ルーブリック」を作成しましたので、以下に紹介します。
 ICT支援員が、このルーブリックを用いて自己評価し、その上で研修など受講することにより自己の資質能力をより高いレベルにもっていくことを期待します。
 「ICT支援員自己評価ルーブリック」は、5つのカテゴリーと3つのステージで構成しました。 カテゴリーは、@「教育補助員としての資質」 A「授業者(教職員)支援」 B「学習者(児童・生徒)支援」 C「学校運営と情報管理」 D「ICT環境の運用管理」 の5つです。この5つのカテゴリーにさらにそれぞれ下位項目を設け、21項目としました。
 それぞれの項目ごとに、First stage(ICT支援員として必要とされる基本的な資質能力を身につけている段階)、 Second stage(ICT支援員として必要な能力を身につけている段階)、Third stage(ICT支援員として必要とされる専門的な資質能力を身につけている段階)の 3段階を設けました。ICT支援員としての資質能力における目標規準をSecond stageにおいています。
 以下のリンクから、「ICT支援員自己評価ルーブリック」がダウンロードできます。具体的に内容をご覧頂き、是非ご利用下さい。

※平成25年度版「ICT支援員 ルーブリック」掲載を契機に、平成24年度版「ICT支援員自己評価ルーブリック」掲載は中止しました。

平成24年度 成果発表会 分科会での発表について

 平成25年3月に開催致しましたCEC成果発表会「教育の情報化」推進フォーラムでは、分科会Hの中で本事業の成果を報告しました。 多数の来場者の中、南部委員長をコーディネータとして、委員会からは石野委員と小柳委員、熊本アイシーティーサポートスクエアの霍本(つるもと)氏が登壇いただきました。
 石野委員からは今年度作成した「ICT支援員自己評価ルーブリック」を中心に発表頂き、小柳委員からが1月に実施したICT支援員向けの研修について発表頂きました。 そして、霍本氏からは熊本市でのヘルプデスク活動(学校、教員への様々なICT支援活動)の発表と自己評価ルーブリックを試行した結果などを発表して頂きました。

 3月2日 CEC成果発表会「教育の情報化」推進フォーラム 分科会H
 ICT支援員養成 −自己チェックシートと研修プログラムの開発−
   上越教育大学        南部 昌敏氏
   上越教育大学        石原 正彦氏
   ベネッセコーポレーション  小柳 博崇氏
   熊本ICTサポートスクエア 霍本 仁史氏

 (レジュメ資料ダウンロード)   分科会Hレジュメ資料
 (分科会Hの様子      )   分科会Hの様子


このページのトップに戻る。