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千葉県船橋市立塚田小学校実践レポート

概要

 開催日時:平成25年8月26日 13:30〜15:00
 講師:千葉県柏市教育委員会 柏市立教育研究所 指導主事 佐和 伸明氏
    千葉県船橋市立小栗小学校 校長 久保 昌也氏
 実施モジュール:A−1 理論概説
 目的:・本校の研究主題を、本年度より「伝えあい学び合う算数科学習〜自ら考え、表現する児童の育成〜」としたため、伝えあい
      学び合うためにはコミュニケーション能力の育成が必要であると考えた。
     ・コミュニケーション能力が育成されたかどうかを評価するためには、本事業で開発されたコミュニケーション能力表を
      活用することで一つの評価指標として役立つと考え、その内容を理解するために本研修を実施することとした。
      本校では、「伝え合い学び合う算数科学習」というテーマで校内研究に取り組んでいます。そこで、コミュニケーション
      能力を、伝え合い、学び合う能力ととらえて進めていますが、コミュニケーション能力の評価をするために、能力表を
      活用したいと考え、その習得のため。
 参加人数:教職員 41名

研修の流れ

1.「21世紀型コミュニケーション力の育成」の概要について、佐和
  先生の講義

  2.21世紀型コミュニケーション力を「対話」「交流」「討論」「説得・納
   得」の4つの段階から整理し、各教科や領域ごとに目指す能力要
   素をまとめた「21世紀型コミュニケーション能力表」について、説
   明。

  3.21世紀型コミュニケーション力を育成する取り組みをしているモデ
      ル授業をCECのホームページに掲載されている動画で紹介しま
      す。
      数名の先生から見られた感想を伺い、授業のポイントを共有化しま
      す。


講師からのコメント

  船橋市立塚田小学校の研究主題は,「伝え合い学び合う算数科学習〜自ら考え,表現する児童の育成〜」である。「21世紀型コミュニケーション力」という言葉は見当たらないものの,「伝え合い」や「表現する」という活動の中に,「21世紀型コミュニケーション力」の要素は十分に取り入れることができる。
  塚田小だけでなく,研究主題に「表現」「伝え合う」「コミュニケーション」「言語」等の言葉が使われている学校はたいへん多い。このことから,「21世紀型コミュニケーション力」育成の研修は,多くの学校に対応できる内容であると考える。
  当日の研修は,理論研修を中心に実施した。途中でCECのWebページに掲載されているモデル授業や,他校の実践事例をビデオで観てもらうことで,「21世紀型コミュニケーション力」育成に向けた授業のイメージが持てたようである。特に,研究対象教科である「算数科」についての実践事例は関心が高いようであった。今後の研究授業の計画に向けて,今回の研修を役立てていただけるとたいへん有り難い。

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