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■授業の成果
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生徒アンケートでは、95%が理解、85%がテーマに関して興味を持ったと回答し、教員アンケートも概ね目標を達成したとの成果が得られた。生徒たちには、普段と違う講師や実機を使う授業内容に新鮮な驚きを持って楽しく学べたとの回答が非常に多く、産業界講師により実社会の現状を交えながらの授業は今後の社会参画に目を向ける入り口の機会作りとして成果があったと考えられる。 |
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■授業実施環境 |
PC教室(LAN環境)、
フロントプロジェクタ1台、
資料提示装置(携帯電話画面送出、紙ワークシート送出用)、
インターネットカメラBL-C30、2台、
NTTdocomoFOMAP900iV1台をビデオ端子に接続して教員用PCに投影、
NTTdocomoMOVAP251iS1台をミニカメラで撮影し、教員用PCに出力。
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■使用機材 |
教材1 |
講師提示用教材 |
教材仕様 |
Microsoft(R) Office PowerPoint(R)ファイルドキュメント
(39枚) |
内容 |
「暮らしを変えた家電の今昔」「情報家電ってこんなイメージ(静止画版)」「実際に操作してみよう(インターネットカメラのイメージ図)」「情報家電を支える技術」「情報サービス」が記載された教材。主として講師用PCよりプロジェクタまたは生徒用PCに送出して使用する。 |
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教材2 |
グループワーク用ワークシート |
教材仕様 |
紙資料(1枚) |
内容 |
グループワークで生徒が記入して使用する。企画案の概要、企画案で何が便利になるのか、企画案のイメージを記入できるようになっている。企画案のイメージの部分は「家の中」「家の外」でどうつながるかを発想しやすいよう、家の形のマークがついている。紙にプリントして各グループに配布する。 |
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教材3 |
小テスト式ワークシート |
教材仕様 |
紙(1枚) |
内容 |
情報家電を支える技術、情報サービスの座学部分で生徒の集中力が散漫にならないよう、簡単な小テスト形式でメモをとらせるもの。 |
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教材4 |
企業広報ビデオ |
教材仕様 |
ビデオ(5分) |
内容 |
松下電器産業(株)有明パナソニックセンターで使用していた、未来の家族の一日と家電の関わりを紹介したイメージビデオ(非公開) |
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■授業協力メンバー |
授業実施担当者 |
松下電器産業株式会社
川合 |
授業実施担当者 |
パナソニックSSマーケティング株式会社
宇山 |
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■授業の感想 |
授業実施者
今回は身近にある事例で、高校生にもわかりやすく実感できるように話をした。企業人としてまた子供を持つ親としての立場からも若者に社会のノウハウを教えてゆくのは重要だと感じる。
担任の先生
こうした事業自体を知らない学校が多いので、広報活動を多面的に行う必要がある。入手できない実物の提示、学校ではできないような実習、開発現場の技術者の苦労話など教員による授業では得られないような内容を更に検討する必要がある。
生徒
新しいものを作り出そうとする仕事はすごくかっこいいと思ったし、おもしろかったです。
専門的な事を扱い、普段では出来ないような実験もできたので楽しかったです。
身近にあることについての授業だったので興味がわいた。
授業情報提供者 今回は授業開始時間もタイトで大阪展示場のスケジュールもまた混んでいたため楽屋裏は実はハラハラでしたが無事に終了できほっとしました。生徒さんのノリがよく楽しい授業になりました。
オブザーバ
グループワークが印象に残った。生徒の出したアイデアに企業講師がコメントをつける部分が良かった。生徒のやる気を出す手法だと思う。
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