*国内事例紹介

*海外事例紹介

 

 

 

*海外事例調査

会議の全体概要

プレゼンテーションの全体概要

表彰の概要

主催者について

現場視察の概要

ウインクラー植物園

アレキサンドリア港湾財団

フォード社ほか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

* 現場視察(サイト・ビジット)の概要

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■現場視察(サイト・ビジット)の概要

本会議のPre-Conferenceとして実施されたSite Visitプログラム(現場視察)に、米国・ノルウェーなどの教育機関・NPO・企業関係者10〜20名とともに参加した。

現場視察場所は、いずれもワシントンD.C.郊外(バージニア州)の市、郡であった。

教育委員会から地域の概況や教育事情についての説明を受けた後、企業や団体の行う実践教育の事例を直接見聞した。また、季節的要因などによって直接授業実施の場面を見聞できない場合には、コーディネータの案内/説明によって、児童生徒に対して行われているプログラムを追体験した。

このような現場視察によって、米国における企業と教育機関とのパートナーシップの具体的な実施状況や実践状況を把握することができた。

 

 

 

 

*フェアファックス郡パブリックスクールとフォード社・ワシントン地区

自動車ディーラーによる自動車修理熟練工の実地訓練プログラム

(実施者:フォード社、ワシントンD.C.地区自動車ディーラー)

 

 

■現場視察の概要

■施設・授業現場の様子

 

【場所】

  米国バージニア州フェアファックス郡マーシャルハイスクール内のマーシャルアカデミー

(ファリファックス郡は人口97万人であり、25歳以上ではその56%が大学を卒業している。このため、学校のプログラムに高い関心が持たれている。

同郡内には現在、24のハイスクールがあり、48,631人の生徒が在籍している)

 

【概況】

マーシャルアカデミーは、ファリファックス郡の生徒達に将来必要となる職業的・技術的な技能の習得を目的として、マーシャルハイスクールの敷地内に設置された職業訓練学校と言えるものである。

マーシャルアカデミーでは11th gradeの生徒を対象に、国際研究、ビジネス、エンジニアリングと科学技術などの先進的で専門化した教育を行っている。

生徒の学ぶことのできるコースには、会計、ビジネスと管理、自動車車体、自動車技術、コンピュータシステム技術、意匠学、犯罪学、e−コマース、工学物理、ホテル管理、マネイジメントインフォメーションシステム、ネットワーク管理、ネットワーク設計とエンジニアリング、科学技術物理などがある。

また、マーシャルアカデミーでは、職業と人生設計(Career & Planning)サービスとして、個人のキャリアカウンセリング、産業界からの講師派遣、職業・人生の進路評価、企業でのインターンシッププログラムなどを提供している。

【内容】

今回の訪問では、担当者からプログラムの概況についての説明を受けた。

・寄附とプログラムの提供

フォード社とワシントンD.C.地区の自動車ディーラーの団体であるWANDA(the Washington Area New Automated Dealers Association)は、マーシャルハイスクールアカデミーに、ここ1年間で50万ドルの寄付を行い最新の自動車製造技術を含む自動車修理熟練工の実地訓練プログラム(The Automotive Technician Program)を提供した。

寄付の結果、卒業後の職業において必要とされる高度な最新の技術を習得するための設備、すなわち、最新の自動車整備機械・工具、5台の新車、最新の自動車製造技術のカリキュラムなどが提供された。

・効果

2001年6月に、当該プログラムに15人の訓練生を受け入れたが、現在、その内の80%にあたる12人がディーラーで働いており、期待された成果を上げているとのことであった。

 

【その他】

マーシャルハイスクールは、コンサルタント会社であるブーズアレンハミルトン社とも恒常的なパートナーシップ活動を実施しており、ブーズアレンハミルトン社からハイスクール教師向けの情報技術講義のための講師派遣などを受けている。

 

 

 

 

 

マーシャルハイスクールの外観

 

 

 

 

 

 

 

担当者によるプログラムの解説

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブーズアレンハミルトン社の外観

 

 

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