実行委員 藤原明 からのメッセージ

藤原 明(ふじわら あきら) りそな総合研究所

大阪市生まれ。大阪市立大学商学部卒業。2003年10月にりそな銀行大阪営業推進部プランニングマネージャーに就任。現在、法人ソリューション営業部アドバイザーとりそな総合研究所アドバイザーを兼任している。FM802や大阪府をはじめとする多様な企業連携・産学連携(地域)連携・官民連携によるREENAL(リーナル)プロジェクトを展開。企業や地域における活性化への取り組みは400を超え、各所で大きな反響を呼んでいる。

まず発信。テーマは日常の中に満ち溢れている。

 不確実性が高まり、将来の展望が描くことが難しいこの時代の中で求められているのは「自ら考え、自ら行動する」人材です。具体的には日常生活の中で、常に「テーマ(課題)」を見つけ、仮説を立て、仮説が正しいかどうか立証していく習慣を身に付ける必要があります。そういう習慣を身に付ける「きっかけ」として「マイタウンマップ・コンクール」をぜひ活用して下さい。不確実性が高いということは、言い換えれば、それだけテーマになるべき事象が日常生活に満ち溢れているということですし、情報技術革新のおかげで、情報収集・分析・ネットワーク構築を工夫次第でいくらでもできる時代です。「マイタウンマップ・コンクール」の作品づくりを通じて、どんな小さなテーマでもいいので、仮説を立て、その仮説に基づき行動し、検証してみてください。そのプロセス・ストーリーを発信することで、この世の中が1mmでも良い方向に動くことを願って止みません。

(2009.11.27/めるまが M・A・P Vol.14 掲載)
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