石川・富山県:つないでいくこと。そして積み上げる。


※1
「全国プレゼンテーションコンテスト」が正式名称で全国で選ばれた代表が毎年3月中旬にマイタウンマップ・コンクールと同じ会場で全国大会を開催していました。

はじめてのプレゼン。

 かつて「プレ・コン(※1)」という愛称のコンクールがあった。マイタウンマップ・コンクールはホームページなどのデジタルコンテンツが中心であるのに対し、「プレ・コン」は聴衆への表現・発表を主とするプレゼンテーションが評価軸となっていたものだった。同じようなコンクールが乱立するのは良くないが、それぞれが特色ある軸で学校を評価してあげることは大切だと思ってる。評価するポイントが違えば、多くの学校や先生や、生徒・児童の取り組んだ努力はそれなりに報われるからだ。

 12回の入賞者への連絡の折、寒江小学校の担任だった笹原先生に表彰式で「プレゼンテーションをやってみませんか?」と持ちかけてみた。即答で「やらせてください!」と返信が。
 今では表彰式の定番となった内閣総理大臣賞のプレゼンテーションは、この寒江小学校から始まったのだ。当日まで何度も練習を重ね、見事なプレゼンだった。また、このために22名の学級全員を送り出してくれた地域に感動した。交通費やいろんなことを考えると容易なことではない。「良い経験をさせてあげたい」と気持ちよく送り出してくれた地域の皆さんには今でも深く感謝している。  

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