第13回:内閣総理大臣賞

知床の自然の中で働く人たちに、いま、会いにゆきます

北海道 斜里町立峰浜小学校 2005年度3・4年生
作品ページ

 峰浜小学校は北海道の知床半島の付け根の部分に位置するところにあります。この学校の取り組みは地元の特産物や、歴史的なものを素材にしたのではなく、その街に住んでいる「ひと」に注目しています。地域社会の根幹はそこに住んでいるヒトのことを、良く知ることにあると思います。取材した子ども達の身の丈にあった活動の様子は、何も飾らない街の様子を素直に伝えています。たくさん優秀な作品が揃った中で、この作品が最も評価されたのは、そこに私たちが大切にしなければならない「原点」があったからでしょう。

受賞者の声

 全校児童20名、3・4年生の複式学級6名の子ども達の取り組みを、マイタウンマップ・コンクール最高の賞に選んでいただき、言葉では表せないほどの喜びを感じると同時に、たくさんの反響に驚いています。
 自分達の住む地域の「ひと」達に会いにゆき、地域に住む人達の特長を知り、そして、たくさんの人達が自分達を見守ってくれていることを知りました。
 表彰式で多くの方々と、新たな出会いがあり、峰浜っ子達の世界が広がっています。
 厳しい自然の中で生きて働く人達の姿を知った、『知床』峰浜で育った子ども達は、今回の受賞によって、いつまでも、自分達の地域の良さを忘れないでいてくれるはずです。

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