受賞者の声
このたびは、大変意義ある賞を頂き、ありがとうございました。18年間活動してきたことが、このように認められたということに大きな喜び、そして、安堵感を覚えました。
「がったん」には、目に見えない仲間がたくさんいます。それは、メールや掲示板で情報を寄せてくださる方だったり、「がったん」を見て、実際に駅や鉄道を利用してくださる方々です。それぞれがいろんなことを感じ、感じたことを「がったん」に戻してくれています。「がったん」に関わる多くの人の受賞だったとあらためて感じます。今回の受賞で、「こんなマップもあるんだ」とたくさんの人に知ってもらえたら嬉しいです。
授賞式の会場では、たくさんの小中学生たちに出会いました。総合学習を通して取り組んだマップ作り。「考えること」をカタチにすることって、気持ちいいことだと多くの子どもたちが気付いてくれたなら、総合学習もすばらしいじゃないか、と思います。
知識は、自分の足で調べて、自分の頭で考えて出すもの。詰め込んだって、なんの役にも立ちません。この子どもたちが大きくなったら、社会ももっと大きく変化していくと思います。
「なんか変だぞ」、「これってなぜだろう?」そう感じることが、<生きる力>になりますからね。若い力に大きな希望を見いだせて、嬉しいひとときでした。
また「がったん」も成長できたら、何年か後に、また参加させてください。中高生になった、子どもたちに再開できるのを楽しみにしています。