第16回:共同通信社賞

校歌から見える仙台の歴史
〜仙台市立東六番丁小学校 校歌編〜

宮城県 大野榮夫 氏
作品ページ

 校歌には自己の生き方の「道しるべ」になるような内容とともに、地域の自然、歴史、文化等が取り上げられているものが多くあります。校長先生時代に卒業生に贈る言葉がこの作品づくりの起点になっています。
 丹念に調べ上げたられた校歌の歌詞の背景に地域の歴史を理解することができ、素晴らしい教材となる作品だと称えます。

受賞者の声

 本作品の原点は、平成21年3月、卒業を間近に控えた6年生に対する「校長の授業」の教材として作成したものです。退職後も、折に触れて資料収集に努め、1小学校の事例にとどまらず、仙台市のどの学校、生涯学習機関でも活用できるように更なる内容の充実のために作品づくりを継続してきました。
 本作品から、児童生徒・市民の皆さんが地域の発展に尽くした先人の努力や工夫に気付き、学校や身近な地域、仙台市の対して誇りを感得し、地域や仙台市の一員としてのアイデンティティーを一層意識する契機になればと願っています。また、常に社会の変化に目を向け、ものの見方・考え方を深め、これからの地域社会の保全と発展のために尽くそうとする姿勢を身につけていただくことに資すれば幸甚です。
 本作品は、多数の関係機関や個人から特段のご協力を得て、制作することができました。この度の受賞を機に、改めてご協力いただいた皆様方に感謝申し上げます。なお、本作品は著作権等の関係でインターネットでの公開はできません。本作品に関心がおありの方は、仙台市教育委員会の「仙台市教育センター」から、CD-R版にて貸出できるようにしておりますので、お問い合わせいただければ幸いです。

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