第11回:外務大臣賞

日米高校生のハザードマップ

大阪府 私学教育情報化研究会 安全比較プロジェクト
作品ページ

 この作品がユニークなのは、21世紀型犯罪社会を生き抜くスキルをつけるという観点と共に「バーチャル・ブレーンストーミング(VB)」というシステムを使って生徒の自主性とアイデアを引き出し、議論を深化させるという点です。更に、お互いが置かれた社会環境を理解した上で、言葉の壁を乗り越えてのホームステイや、現実の体験を通じて理解しあう事は、今後の国際交流の可能性という意味で価値ある試みだと思います。

受賞者の声

 「テロ事件をきっかけに日米の高校生の安全に対する考え方の違いを比較検討。パソコンでのバーチャルな交流を経て相互交流でフィナーレを迎えるはずが、途中戦争が勃発して1年間中断。いざ生徒をNYへ送る際には不安でいっぱい…。ですから今回は心からうれしい受賞となりました。具体的に身を守るアメリカの高校生の意識、生徒は肌で実感できたようです」(大阪府私学教育情報化研究会 小池崇司先生)

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