第11回:国土交通大臣賞

防災学習2004

滋賀県 大津市立瀬田小学校 6年生
作品ページ

 自分たちの住む町で大地震が起きたらどうするか。地震のメカニズムを知り、実体験やフィールドワークを取り入れて、子供たちが身近な問題として地震について学び、防災意識が高まっていく様子がうかがえる作品です。GPS携帯を使った防災マップは、地域住民に役立つ資料として活用でき、また、地域の防災関係者や被災地の子供たちなど多くの人たちとの交流を大切にしていることも評価できます。こうした活動が多くの地域に拡がっていくことが期待されます。

受賞者の声

 「起震車に乗って震度7を体験してとても怖かった。これからは家でも防災設備を整えたり、避難経路を紙に書いて貼ったりなど、日ごろから備えが必要だと感じました」(代表児童談)

 「活断層の位置や地震のメカニズムを知り、実際に自分の部屋のタンスの位置を変えた子どももいました。学習を通して地震を身近な問題として捉えることができたようです」(千葉明子先生)

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